溝の口から電車で色んなところへ・・・
- 2019/1/15
- 地域情報
高津区の中心地である溝の口。この駅はJR線と東京急行が乗り入れており、各地へのアクセスが便利となっています。各地へつながるレールの先に見えるものは一体、どんな風景なのでしょうか。
■西へ・・・
最初は溝の口駅から田園都市線に乗って、西へと進みましょう!中央林間までの道のりは、遊べるところがてんこ盛りです!
◎宮崎台駅(所要時間4分、運賃は現金で130円、ICカード乗車券で124円)
電車とバスの博物館は駅を降りてすぐのところにあり、交通至便のところに博物館というのが魅力です。かつては高津駅にありましたが、大井町線の乗り入れや平成7(1995)年1月に発生した阪神・淡路大震災の教訓による耐震強化に伴い移転しました。
電車のシミュレーターや鉄道模型の運転、鉄道に関する様々な資料のほか東亜国内航空(現・日本航空)で活躍したYS-11型旅客機の前頭部等が展示されているのが特徴です。
◎こどもの国駅(所要時間36分、運賃は現金で380円、ICカード乗車券で370円)
長津田駅で電車を乗り換え、たどり着いたのがこどもの国駅です。戦前は旧日本軍の弾薬庫へつなぐ貨物用の線路でしたが、戦後は東京急行が引き取りこどもの国線として活用されましたが、沿線の開発が進んだがために通勤線へと転用されました。
自然に囲まれたロケーションで思い切り散策でき、園内には牧場が併設されているなど、ちょっとした旅行気分を満喫できます。なお、所在地については横浜市と東京都町田市にまたがっています。
◎南町田駅(所要時間34分、運賃は現金で250円、ICカード乗車券で247円)
※2019年に「南町田グランベリーパーク駅」へ改称。
長津田駅から少し進むと、南町田駅へ到着します。現在は巨大ショッピングモールなどが建設され、周辺は駅を含めて再開発のラッシュです。2019年の秋には街びらきが宣言され、グランベリーパークとして大きく進化していくことでしょう。
週末しか停車しない急行列車が、来年からは終日停車されるなど溝の口からの所要時間が飛躍的に短縮されますので、非常に楽しみな展開となります。今後の南町田にも注目していきましょう。
■東へ・・・
次は東へと進みましょう。東京の中心部は半蔵門線にお任せ。田園都市線と直通運転していますので、乗り換えなしですいすい進めます。では出発進行!!
◎表参道駅(所要時間17分、運賃は現金で390円、ICカード乗車券で381円)
半蔵門線最初の停車駅となり、銀座線とは対面乗り換えができますので上野や浅草へは乗り換え1階で済むだけでなく、それに伴う移動時間がかからないのですぐ乗れるメリットがあります。
かつて同潤会アパートがありましたが、老朽化と再開発により取り壊されたのちに生まれ変わったのが、表参道ヒルズです。レディスやメンズファッションのほかクリスマスシーズンにはイルミネーションが周囲を彩り、インスタ映え確実です。
◎神保町駅(所要時間28分、運賃は現金で420円、ICカード乗車券で411円)
東京の中心部へとたどり着きました。ここ神保町は古書の街として知られ、様々な古本が眠る宝の山です。昔買いそびれた本を購入する楽しみがあり、一種の宝探しの要領で古本屋巡りを満喫することができます。
◎三越前駅(所要時間34分、運賃は現金で420円、ICカード乗車券で390円)
さて最後は三越前駅です。この駅は三越日本橋店のすぐ上にあるため買い物という意味では利便性が高くなっています。この駅の近くには日本橋があり、国道1号線の起点です。
現在は橋の上に首都高速道路が架けられていますが、醜い日本の景観リストのワースト10の中に入ってしまうなどといったマイナスイメージがありますが、首都高速道路を地下区間へと移設して美しい日本橋の景観を取り戻そうという動きがみられます。近い将来、日本橋の上に美しい空が戻ることでしょう。
■南へ・・・
ここからは武蔵溝ノ口駅から電車に乗っていくとしましょう。
◎海芝浦駅(所要時間80分、運賃は現金で310円、ICカード乗車券で302円)
※ただし、川崎駅から京急川崎駅まで徒歩11分です。
武蔵溝ノ口から尻手、浜川崎、浅野と電車を乗り継いで到着したのは、目の前が海と工場の海芝浦駅です。都心の中の秘境だけあって、海風を感じることができます。ただし、改札を出ると東芝の工場があるため工場スタッフ以外は外に出れませんので、守衛室で切符を買うことになります。
しかし、東芝はせっかく来たのだからと駅前の海芝公園が一般開放され、自由に見学できます。おすすめは夕方以降で、フォトジェニック的に最高の場所です。ただし、終電車の時刻は気にしましょう。公園の規模は小ぢんまりとしていますが、デートスポットに是非。
◎川崎大師駅(所要時間38分、運賃は現金で360円、ICカード乗車券で349円)
川崎、いや、神奈川の初詣スポットといえば川崎大師です。大晦日から正月三が日までは参拝客でにぎやかです。厄除け大師の一つとされており、厄除け以外にも願望の成就や健康運のアップなど全般的にご利益があります。
また、この大師の護摩祈祷は強力で開運祈願・災厄除去などといった効力があり、自分の願いが清らかになることにより、夢をかなえやすくなるそうです。神奈川のパワースポットの一つとされています。平成最後の初もうでにおすすめです。
◎羽田空港国内線ターミナル駅(所要時間54分、運賃は現金630円、ICカード乗車券623円)
参考:同国際線ターミナル(所要時間51分、運賃は現金590円、ICカード乗車券581円)
※この場合も、川崎駅から京急川崎駅まで徒歩11分かかります。
最後は国内外の空の玄関口・羽田空港駅です。京浜急行は国内線ターミナル駅と国際線ターミナル駅があり、前者は稚内から那覇、宮古、石垣までの各都市を結び、後者はパリやロンドン、ホノルルやシカゴ、シドニーなどといった世界中の都市へとアクセスできます。
空港といえば飛行機を利用する方がメインと思われがちですが、最近は飛行機に乗らずとも楽しめる羽田空港へと様変わりしています。展望デッキで飛行機を眺めるもよし、お土産屋さんなどでちょっとした旅行気分で買い物をするもよし、国際線ターミナルにはプラネタリウムがあります。
飛行機に乗って旅行したい夢をみながら、ちょっとしたデートスポットに是非。
■北へ・・・
では最後に、北へと進めてみましょう。
◎立川駅(所要時間36分、運賃は現金390円、ICカード乗車券388円)
南武線の終点となるのが立川駅です。スポットといえば、昭和記念公園で自衛隊の立川駐屯地のすぐ隣です。みどりの文化ゾーンが立川からのアプローチとなりますが、ゆっくり散策しながら満喫するのも、一つの楽しみです。
また、夏にはレインボープールがオープンしますので家族連れの方におすすめです。
◎高尾山口駅(所要時間53分、運賃は現金590円、ICカード乗車券580円)
次に紹介するのは、高尾山口です。分倍河原で京王線に乗り換えるだけですぐいけてしまいます。高尾山とは、都内から比較的近くて日帰りで楽しめることから登山マニアの間で人気を博しています。
山に登って眺める東京の景色は最高で、登山コースのほかロープウェイもあるので柔軟性の高い登山ができます。また、駅前にはトリックアート美術館がありますので登山と一緒に楽しむことができます。
◎河口湖駅(所要時間54分、運賃は現金630円、特急料金930円)
※2019年3月から、新宿駅から直通特急が走るとともに全車指定席となりますので注意してください。
最後は、立川から特急かいじでいける場所として河口湖駅を紹介します。途中の大月駅で富士急行線に乗り換えることになります。
河口湖は富士五湖の一つであり、富士山がよく見える絶景スポットです。バスに乗り換えて富士山に登山(ただし冬は登山できません)するだけでなく、ゴルフ場が数か所点在していますので、日本一の山をみながらのゴルフが楽しめます。
溝の口から電車でいけるところを数か所アップしましたが、立川からたった一度の乗り換えで諏訪湖や松本城、それにスキーのメッカ兼避暑地の白馬へといくことができます。レールはあちこちにつながっているということですね。
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