引っ越しした時の隣人への挨拶するタイミングと礼儀
- 2018/6/15
- 引っ越し
地域との付き合い方は、昔ほど薄れてきている風潮があります。これは、核家族化が多くなったことや、欧米のスタイルを真似てか共同主義よりも個人主義を優先してきた結果なのでしょうか。それでも、引っ越しをした時には、やはり隣人間のトラブルを避けるためには、挨拶は欠かせないことだと思います。今回は、挨拶のタイミングと礼儀について紹介してみましょう。
■引っ越しのタイミングはいつがいい?
引っ越しをするとドタバタと大きな音をたてたり、振動があったりと少なからず近所に迷惑をかけてしまいます。アパートやマンションならば同じ階の住人だけでなく、前後の階数の住人達に煙たがられるはずでしょう。また、引っ越し業者の車などが長時間におよぶ作業をしていると、嫌がられることになります。そんな、お詫びも含めながら今後の生活を楽しく円満にすごしていく為にも、挨拶まわりは必要になってきますよね。
最初にお話ししたように、挨拶する側も、挨拶される側にしても、実際はおっくうに感じているのかもしれません。それでは、挨拶のタイミングは、時間やいつまでにとか行えば良いのでしょうか。「礼儀作法」の本によれば、「できるだけ早く挨拶に行けた方が良いとあり、遅くとも1週間以内が限度である。」と書いてあります。
しかし、相手の都合や時間帯も気になるところですよね。でも、その心遣いが礼儀としては正しいと思います。明るいうちに暗くなる前が良い時間帯とされていますが、夫婦と子供という一般的な家族構成であれば、食事の時間帯などは、決まっていると思います。できるだけ、その時間帯は避けるようにしましょう。偶然、食事の時間に重なった場合には、必ず失礼をわびる言葉をそえて挨拶をしましょう。
また、夫婦共稼ぎや、早い時間帯になかなか会えない等、仕事や生活のスタイルの違いで、明るい時間帯に会えない場合もあります。その時は、2~3度尋ねてみて、それでも不在の場合は、手紙と粗品を郵便受けか見当たらない場合にはドアノブにかけておいたりと、挨拶の手紙で気持ちを伝えておくことが大事です。
挨拶するご近所さんは、一戸建てに引っ越した場合は、よく「向こう3軒両隣」といいますので参考にしてみてください。アパートやマンションの場合は両隣と上下の階には必要です。上下の階の部屋には結構音が響きますのでトラブルを避けるためにも、相手をしることになります。できれば、大家さんや自治会の役員などにも必要になるかもしれません。
■粗品は必要なの?
粗品はあまり高価なものや食べ物類は敬遠されたり、気をつかわしたりとなるかもしれません。金額は、500円から~1000円程度で、生活必需品が妥当だと思われます。何故、粗品が必要なのかは、今後毎日顔を合わせることになったり、万が一の場合助け合ったり、心ならずも迷惑をかけたりと、気持ちを通わせる第一歩と思った方が良いでしょう。
尚、女性が一人暮らしする場合は、防犯上の理由から手紙などですませましょう。その際にも女性の一人暮らしと特定できるような内容の記載は避けることお勧めします。
いろいろ紹介しましたが、一番大事なことは、あなたの気持ちと仲良くやっていくという行動が伝わる事でしょう。ひょっとしたらベストフレンドが見つかるかもしれません。是非、実践することをお勧めいたします。新たな新天地を求めるなら、不動産、賃貸物件など、桜華ハウジングまでご一報願います。