「敷金」と「仲介手数料」は何のため?
- 2019/6/27
- 敷金・礼金
賃貸物件を借りたい場合、必ず耳にするのが「敷金」「保証金」と「仲介手数料」の言葉です。大家さんや不動産会社に支払う費用がある場合には、何のために必要なのかを調べていく事が必要です。今回は敷金と仲介手数料の意味などを、考察していきたいと思います。
「敷金」の意味
賃貸物件入居時に大家さんや不動産会社に預けるお金が「敷金」になります。簡単にいえば「保証金」になるわけですが、借りた部屋を綺麗に使用していれば、戻ってくるお金にもなります。退去する際には原状回復の義務があり、借りた部屋の壁紙や床に故意ではなくても傷がついてしまった場合など、修理費にあてることになるのが「敷金」となります。
借りた方がもし家賃を支払えていなかったり、賃貸物件を損壊した場合などに備えて、大家さんや管理会社が敷金を預かっていれば賃貸を安心して貸すことができる為、必要不可欠なものになります。家賃の1ヵ月分から3ヵ月分が敷金の目安になっています。
「仲介手数料」の意味
不動産会社が賃貸物件を紹介してくれた際、支払うお金が「仲介手数料」になります。賃貸の契約や不動産会社を通して契約を結んだら、成功報酬になり支払われます。契約を結ばない場合、支払いは発生しません。「仲介手数料」が不動産会社の収入減になります。
取られると聞くと納得がいかない気持ちになるかもしれませんが、賃貸物件探しの写真など取りに行くのは不動産会社で、賃貸をネットなどで探す場合は便利に検索できるよう現地に赴き物件を確認してくれるのが不動産会社です。自身の手間を省いてくれていると思えば仲介手数料も納得だと思います。
こちらは家賃の1ヵ月分が国土交通省により上限と定められるので、仲介手数料をそれ以上請求される場合、支払わなくても問題ないです。
まとめ
保証金は敷金と同様の扱いになり、個人向け賃貸物件が一般的に「敷金」、事業向け賃貸物件は「保証金」と使われるようです。地方と都市部では違いがあるものの、なるべく初期費用は抑えたい金額です。物件によっては「敷金なし」などの条件の物もあるので、ご自身の状況に応じて、いろいろと探してみるといいかもしれません。時期によってはいい物件がすぐに決まってしまうこともあるので、探す時期に応じて行動しましょう。
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