敷金の使い道ってなに?
- 2018/6/13
- 敷金・礼金
引っ越しをしたときに敷金がほとんど戻ってこなかったという経験があるという人もいるはずです。どうして預けているはずのお金が戻ってこないのか詳しく知りたくありませんか?よって、敷金の使い道についてまとめてみました。
■敷金の使い道
部屋を退去するとき、住んでいた人は次の人のためにも部屋をある程度キレイにしなければいけませんよね。それはできるだけ借りた時の状態に戻そうと雑巾がけをしたり、お風呂の水垢取りをしたりとやるものですが、それと同じように敷金には、借りてもらった部屋を元の状態に戻そうというのが「原状回復」の考え方です。
さきほどのように、雑巾がけでとれるような汚れは「通常の使用」であり、掃除をすればとれます。しかし、「通常の使用ではない」部屋の使い方(掃除をしないで汚れを放置してシミやカビだらけ)であれば中々汚れは落ちませんよね。このような場合に敷金が使われ「原状回復」(部屋を借りた状態に元に戻す)をするのです。
また、なんらかの事情により家賃の支払いをするのが困難になってしまった時にも敷金から引かれる場合があります。
■敷金の行方をハッキリさせる
オーナーは敷金を別の使い道ではなく、預かっているお金として本来は保管しておかなければいけません。しかし、まとまった敷金が入ると原状回復などの使い道ではなく他の使い道をしてしまうオーナーがいるかもしれません。そうなってくると、突然の退去のとき等に敷金がすぐに戻ってくるという保証がないのです。ですから、部屋を借りるときに契約事項をしっかりと読み敷金の行方についてもハッキリとさせる必要があるといえます。
■敷金が戻ってくる暮らし方
基本的に「使ったら片付ける」というのを心掛けて生活をしていれば、問題ないといえます。それを習慣づけていれば汚れたら掃除をするという「通常の使用」をすることになるからです。また、一番気を付けた方がいいのが水回りで、カビや水垢などに注意をしなければいけません。また、キッチン周りでは明らかに油でいっぱいになっている等、度の過ぎた事というのはダメにです。そして、壁についてもガンガンに大きな穴をあけて壁掛けをすると借りた側の責任になってしまいますので、控えた方がいいでしょう。このように部屋での生活を見直し「通常の使用」をすることによって、敷金が戻ってくる暮らし方というのが出来るのです。
■部屋の使い方で敷金は戻ってくる
以上のように、今まで敷金が戻ってこず使い道がよく分からなかったという人は、その謎が解けたはずです。そうです、その原因は「部屋の使い方」だったのです。部屋を「通常の使用」のままキレイに維持していれば、敷金はほとんど戻ってきたことでしょう。引っ越しのたびに敷金が戻ってこないというのは、蓄積すれば高額なお金になりますので、これからは「通常の使用」を心掛け「部屋の使い方」を見直しましょう。
また、敷金の使い道など詳しく知りたいことがありましたら、遠慮なく桜華ハウジングまでにご相談ください。