田園都市線、大井町線が利用でき、渋谷まで急行なら１３分。飾らない生活スタイルで暮らしやすい溝の口はファミリーからも注目ですね。家探しを考える場合、暮らしやすさとともに気になるのが治安です。溝の口の事件発生件数についてお話しましょう。

■溝の口の事件発生件数は？
溝の口は、神奈川県川崎市の高津区に位置しています。
川崎市は、多摩川沿いに東西に細長く、７つの区からなっています。高津区は、中央部分にあり、二子玉側からも近いですね。
神奈川県警による、平成29年１～７月累月暫定値を調べてみました。
（参考）神奈川県警　刑法犯  罪名別  市区町村別  認知件数
https://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesc0027.htm
犯罪認知件数は、高津区では610件、多摩区624件、中原区864件、宮前区516件、麻生区366件、川崎区1260件でした。
川崎区は、工業地帯で人口も他の区よりも多いですから、事件認知数が多いのも仕方ないといったところです。
他は600件前後が標準なのかなという印象を受ける結果となっています。
また、川崎市の最新の犯罪情報を公開しているページを見てみましたが、7月1日~8月20日に溝の口周辺で起こった事件は、ひったくり１、空き巣１程度でした。
（参考）神奈川公式サイト　最新の犯罪情報
http://www.city.kawasaki.jp/250/page/0000031972.html

■溝の口の治安は悪くない
犯罪情報を調べてみると、街の規模から言うとむしろ治安が良いと言っても良い位の犯罪認知件数でした。
駅周辺は、ノクティ、マルイファミリーなど、きれいな大型商業施設があり、買い物も便利です。
整備された街並みの中に、飾らない暮らしを応援する普段着の街といった雰囲気が残っています。
ちょっと、駅前にパチンコ屋や、飲み屋街があるのでガラの悪さを感じてしまう方もいるかもしれませんが、犯罪認知件数はそれほど多くないですし、普段着の街といったところでしょうか。

■溝の口と二子玉川ならどちら？
二子玉川は、いかにもおしゃれマダムの生息地といったイメージが根付いていますが、溝の口は、多摩川を僅かに超えただけで渋谷や品川へのアクセスはほとんど変わらないのに、手頃な物件が見つかりやすいエリアです。
家賃相場を比べてみると、都心から３つ遠い駅ということで少し安くなっています。
ファミリーにとっては、同じ予算で広いところに住めることや、家賃そのものがリーズナブルになるのは助かります。
また、「東高根森林公園」や「川崎子ども夢パーク」に近いので、のびのびとした子育て環境が整っており、魅力を感じます。
渋谷や品川にへのアクセスが良いけれど、適度にゆるい感じが住みやすさとして評価されるようなエリアではないでしょうか。