多摩川をはさんで神奈川県側の一つである二子新地ですが、商業施設などが整っている東京の二子玉川と対照的に、住宅地が比較的多いところです。そこで今回は、二子新地エリアの子育て事情についてまとめてみました。

■二子新地駅周辺は？

二子玉川駅から電車に乗って一駅降りると、二子新地駅です。駅周辺は住宅地の中に囲まれた場所にあり、駅前に必ず止まるであろうバスはすぐに乗り入れず、近辺の二子神社前バス停から歩いていかざるを得ません。

駅からバス停まで行くとしても入り組んだ道を歩かなければならないため、道幅もそれなりに狭くなり、歩道もないのが現状です。子供を連れて遊ぶとしても、急な飛び出しをしないか心配したくなりますし、公園へ行くとしても親御さんは車の往来だけでなく、配送車などといった車両が来ることもあります。

しかし、二子新地駅から少し歩けば多摩川へ行く事が出来、野球のグラウンドがあちこちに点在し、週末は草野球や少年野球の試合があります。そのほか、第三京浜側へ少し歩くとサッカーコートがあり、少年サッカーのチームが試合をしたりすることがあります。

多摩川の河川敷で遊ばせることが出来ますが、河川敷で遊ばせるとしても水遊びは出来ないことはないのですが川の流れがありますので、遊ばせる際には注意が必要です。

■子供との遊び場といえば・・・

やはり公園を挙げる方もいらっしゃる事でしょう。二子新地駅周辺にはいくつもの公園があり、いずれも歩いて行ける距離にあることが特筆できます。駅から比較的近いのが二子公園で、二子神社の境内にあるのが特徴です。

二子神社から内側へ歩いてみると溝口公園と二子2丁目公園があり、後者はジャングルジムがあるのが特徴で、この周辺の公園にはありませんので本当に貴重な存在です。

二子新地駅へ戻り、少し南へ歩くと諏訪河原公園がありますが、滑り台など最低限の遊具は整っています。駅から高架線沿いに歩いてみると二子居村公園と大陸天公園が対をなすかのようにあり、こちらも滑り台など最低限の遊具はそろっています。

いずれの公園も小ぢんまりとした公園ですので、ボールを使っての遊びはなるべくなら避けておいた方がいいでしょう。ボールで遊ぶのなら前述の公園と比べ比較的広い多摩川の河川敷で遊ばせておきましょう。

河川敷といえば、対岸の二子玉川へ渡ると兵庫島公園じゃぶじゃぶ池があり、ちょっとした水遊びや釣りを楽しむ事が出来ます。

なお、余談ですが対岸となる二子玉川はかつて遊園地があり、観覧車やジェットコースターなど様々な遊具があり、週末は対岸の二子新地などから大勢の利用者が訪れたそうです。しかしながら諸事情により二子玉川園は閉鎖され、大規模な再開発こそ進みましたが二子玉川公園はその生まれ変わりかわりのような場所なのかもしれませんね。

二子新地の子育て環境について紹介してまいりましたが、今回は公園を中心に取り上げましたので、小児科などの医療施設に関しては以前触れましたので、今回は割愛させていただきます。

駅周辺は公園が多数点在していますので、週末は子供を連れて遊ばせてあげましょう。但し、今回紹介した公園のほとんどは道幅が狭いので、遊びに行く際には交通安全に十分気を付けてください。

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