部屋探し「木造」or「鉄筋」の違い~双方のメリットとデメリット~
- 2019/1/25
- 引っ越し
部屋探しをしていくなかで、部屋の作りには二つの作り(木造で作られた木造の部屋、鉄筋コンクリート造の部屋)がある。今回は、木造と鉄筋コンクリート造の部屋を見比べ、双方の違いを知ることで「部屋探し」の足がかりにしていこう。
■木造物件のメリットとデメリットを知る
まず、木造物件のメリットとデメリットを知ることからはじめことが大切だ。結論からいえば、
最大のメリット=「木の温もりがある生活」=「居心地がいい」
最大のデメリット=「外の音が響きやすい」=「うるさい」
といえる。もしも、音楽活動(楽器を鳴らす)をしている人が木造物件に住んだら、隣人トラブルになるレベル(すごくうるさい)だ。だが、それ以上に木の温もりは人の心を浄化し、居心地の良い空間を演出できる。
部屋探しには「自身の生活スタイルが深く影響する」ということだ。
◎木造物件のメリット
・賃貸木造のアパートは建築費や材料費が低く済む=比較的賃料が安く設定されている。
・鉄筋コンクリート造に比べ、通気性が高く断熱性が高い。
・吸湿性に優れる。
・管理費がほとんどかかからないため物件が多い。
・鉄筋コンクリート造の物件とは違い、部屋の角に梁がなく広く使える。
・最近では、新築や築浅アパートが自然でおしゃれな物件が増えている。
・近年、建築技術、素材など建築業が発展しているため、耐久性・耐震性などが優れている物件が多い。
◎木造物件のデメリット
・鉄筋コンクリート造に比べ、騒音が響きやすい。
・気密性が低いため、冷暖房の効きも鉄筋コンクリート造よりおちる。
・古い賃貸アパートなどは壁材や床材や木材が傷んでいることもあり、火事が発生した時に火の周りが速く危険性が高い。
・古い賃貸アパートは耐震基準を満たしていない。
木造物件のメリット・デメリットをチェックすると「物件の耐久性」と「騒音」が大きなポイントだ。木造物件の部屋探しをするのであれば「外観にひび割れなどはないか」or「建築された年がいつ」なのか確認することをすすめる。騒音は環境が大きく影響しているため、幹線道路や工場の近くには借りないのがベストといえるだろう。
■鉄筋コンクリート造物件のメリットとデメリット
次は、鉄筋ンクリート造物件のメリットとデメリットを知り「木造との差」を自身なりに考える。結論からいえば、
最大のメリット=「とにかく頑丈(高い耐久性、耐火性、遮音性)」=「身を守れる」
最大のデメリット=「木造に比べて家賃が高い」=「お金が出ていく」
といえる。もしも木造よりも頑丈な部屋を探しているのであれば、鉄筋コンクリート造物件をすすめる。何かから身を守る(具体的には騒音など)にはベストな居住空間であり、木造に比べて騒音が響かない。騒音(雑音)から逃れる(身を守る)には、安全地帯(鉄筋コンクリート造物件)を選ぶがいい。
部屋探しには「自身の苦手なものが深く影響する」ということだ。
◎鉄筋コンクリート造物件
・設計の自由度が高いとされる。
・主材料が不燃材料のコンクリートなどのため、非常に高い耐火性を備えている。
・鉄筋コンクリート造は圧縮力と引張力を兼ね備え、耐久性が高い。
・鉄筋コンクリート造は高い遮音性のため、低音を階下に伝わるのを防げる。
◎鉄筋コンクリート造物件のデメリット
・賃貸用鉄筋コンクリート造のアパートは寄り機能がいいため、家賃がかなり高めに設定されていることが多い。
・鉄筋コンクリート造は気密性が高く、室内に結露が圧制しやすい。
・鉄筋コンクリート造の維持費は高額になります。
鉄筋コンクリート造物件は「耐久性・騒音」の対応がとにかく頑丈だ。一方で「通気性が悪い」ため、鉄筋コンクリート造物件の部屋を選ぶのであれば、高層ビルなどが周りにある場所よりも「風の通り道」がしっかりとある場所(低層住宅周辺)がいいだろう。
■まとめ
部屋探しの行きつく先は「木造」or「鉄筋」の見比べ(調べ)だ。部屋を探すこと=「自身の生活スタイル」+「自身の苦手なものを避ける」ということも理解できたはず。結局のところ趣向(何が楽しい)スタイルの違いでしかない。それぞれのメリットとデメリットを掘り下げていき、根本的スタイルの確立(部屋探しの確立)を目指してほしい。
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