溝の口の事件発生率は高いのか?
- 2017/8/2
- 地域情報
東急田園都市線、東急大井町線が利用できる『溝の口』は、駅前に暮らしに欠かせないお買物スポットがそろっていますし、渋谷まで17分の好アクセス。家賃相場が二子玉川よりも手頃ということで、検討中という方もいらっしゃるのではないでしょうか?気になる『溝の口』の事件発生率についてお話しましょう。
■『溝の口』の事件発生率・治安状況
平成29年1月から6月の、神奈川県警発表の事件発生数を見てみましょう。
川崎市は、川崎区、幸区、中原区、高津区、多摩区、宮前区、麻生区と7つの区に分かれています。( )内は、人口1,000人に対しての事件数です。
・川崎区:1,088件(8.13件)人口↑
・幸区:568件(6.18件)人口↑
・中原区:734件(4.90件)人口↑
・高津区:500件(3.96件)人口↑
・多摩区:528件(4.10件)人口↓
・宮前区:431件(3.75件)人口↓
・麻生区:312件(3.30件)人口↓
(参考)神奈川県警
https://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesc0027.htm
川崎市では、川崎区、幸区、中原区、高津区は人口増加傾向、多摩区、宮前区、麻生区は人口減少傾向にあります。
都心へのアクセス良い地区は人口増ですが、少し遠くなると人口は減少傾向です。
川崎区は、人口に比例して事件の発生件数も多い印象です。発生率として見た場合も多くなっています。
1,000人あたりに対する事件発生件数では、4件未満なのが、高津区、宮前区、麻生区。
この中で、人口増傾向なのは『溝の口』がある高津区です。
■『溝の口』の治安は良さそう
統計結果から、『溝の口』のある高津区の事件発生率は、他の川崎市内の区と比べて悪くないことがわかりました。
駅前にパチンコ店や居酒屋、キャバクラといった、いわゆる“繁華街”となっているスポットでは、やや、ガラの悪さを感じることがあるかもしれませんが、街全体で見たときの治安は、悪いとは言えません。
自転車が多い土地柄、乗り逃げ、乗り捨てのようなものが、窃盗としてカウントされているようです。
最開発でペデストリアンデッキが整備され、ノクティプラザなどができて、街の雰囲気も明るくなりました。
■『溝の口』の住みやすさは?
事件発生率は、取り立てて高くありませんし、駅前の買い物事情はけっこう便利です。
マルイファミリー、長崎屋、イトーヨーカドーをはじめ、小口のスーパーマーケットも点在しています。
また、総合病院やクリニックもあり、急な発熱やケガにも対応できるでしょう。
二子玉川のような華やかさはないものの、家賃相場は手頃感があり、堅実な暮らしを望む人には、住みやすい街なのではないでしょうか。