管理会社が変わるとなにが違うの?
- 2017/8/15
- 借りたい方
ある日、突然、管理会社変更のお知らせを受けて、とまどった経験を持っている方がいらっしゃると思います。オーナーレベルの都合で、振込手数料が必要になって実質値上げになったとか、面倒な思いを下という話を聞いたことはありませんか?管理会社変更にまつわるお話をしましょう。
■オーナー側の都合で突然変更
『オーナーにとってより条件の良い管理会社に乗り換えた』
管理は管理会社任せというオーナーの場合には、入居者への周知など関係なく、より条件の良い管理業者に切り替えることがあります。
切り替えがわかってから、対応が遅く感じる、振込先が突然変わって手続きが面倒だったなど、管理会社変更でいい思いをしなかったという人もいます。
『オーナーが知らないうちに変わっていた』
また、投資対象としてマンションを所有しているオーナーの中には、入居者にお知らせすることなく、違うオーナーに売却していて、管理会社も変わってしまったというケースもあります。
特に周知期間が無く、「振込先が変わります」「コールセンター電話番号が変わりました」などのお知らせのタイミングで気づく場合もあるのです。
■管理会社が変わると知ったらチェックしておくこと
・振込先変更の知らせを受け取ったら電話確認
・新しい管理会社のサービス内容に変更はないのか確認
・24時間管理など今までの連絡先の変更はある?
基本的にはじめに交わした契約内容が引き継がれることになっていますが、不安に思うことがあれば、電話をかけて確認をしましょう。
所有者が変わった場合には、敷金の引き継ぎがされていなくてもめる場合もあります。
お知らせそのものが偽物の振込を誘う詐欺だったという事例もあります。
また、家賃の払込ついては、前家賃のかたちで翌月分を払い込んでいる場合が多いですから、同じ月にダブって引き落としや支払いが発生するミスが起こっていないか確かめてみましょう。
■管理会社が変わりにくい物件
賃貸住宅の多くは、管理会社が客付け、修繕、集金などを行っています。
清掃や、共有スペースの管理では、業者によって仕事の内容が若干変わってきます。
オーナーがどういった契約をしているのかで、住人が受けられるサービスも変わってきます。
ただ、最近は、管理会社が自社物件を直接運営する場合や、仲介業と管理業をあわせて行うケースも多くなっています。
客付けだけでなく、物件の管理もあわせて行っている業者なら、部屋選びで利用した会社とのお付き合いが続くわけですから、連絡が取りやすく、突然、オーナーや管理会社が変わってしまうことも少ないでしょう。