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賃貸の空室率を下げる工夫とは?
- 2017/6/5
- 貸したい方(オーナーさん向け)
賃貸の大家さんの悩みといえば、空室リスクではないでしょうか。空室率を下げて、きちんと収益があげられれば、事業計画通りにキャッシュフローを回すことができます。空室率を下げるためにどんな方法があるのかご紹介しましょう。
■物件の強みは何かを知ってアピールする
空室率がじわじわ上がっているとニュースで取り上げられることもあり、大家さんとしては大丈夫かな…と不安になることもあるのではないでしょうか。
一方では、空き待ち物件などもあり、物件の魅力をしっかり伝えられている場合には、注目が集まり、空室リスクにさらされること無く経営できています。
住宅不足の時代には、東京、神奈川で物件を持っていれば引き合いが絶えなかったのですが、市場が成熟したため、『価値の高さ』を感じられる物件を吟味の上で選ばれるようになってきました。
その物件に住むことで、どんなメリットがあるのかが伝わらなければ、入居者の心をつかむことができないのです。
駅近でなくとも、庭付き畑付き、地域との交流ができるエリアになっていれば、ターゲットを絞ることで、大きな強みになります。
築年数が経っていても、オシャレな古民カフェのようなリフォームがされていたら、入居希望者は必ず見つかります。
■印象に残る特徴をもたせる
最近、ハンモックがブームになっていますが、設備としてハンモックが備え付けのマンションが話題になっていました。
また、サービスルームが設置され、使い方の自由度の高い物件、アクセントクロスで個性を打ち出している物件も見受けます。
多くの人に、平均値の物件をたくさんぶつけるよりも、印象に残る特徴をもたせた物件がオンリーワンとして刺さることがあるのです。
間取りすべてを回収するのは大変でも、おしゃれ感をアピールできるアクセントクロス、“こんな風に住んでみたい”と思わせるレイアウトが浮かぶ物件紹介の方法が、印象深さをアップさせます。
■ニーズにあった集客を展開する
ニーズを知るには、物件エリアの人の流れをつかむことが大切です。
都内から少し神奈川に入ったエリアでは…
・家賃が少し安いこと
・広い物件が探しやすい
・暮らしやすい生活環境
・消耗しないゆとりある暮らし
・自分らしさを叶えることができる
・落ち着いた子育て環境
二子玉川、武蔵小杉が注目を集めるなか、もう少し落ち着いて自分らしく…と考える、比較的若いファミリー層のニーズが溝の口周辺を検討することが多いようです。
エリアの情報に詳しい不動産屋に相談して集客できれば、空室率を下げることができるでしょう。