変化を遂げる溝の口とポレポレ通りの魅力
- 2018/2/22
- 地域情報
変貌を遂げる溝の口
溝の口には東急田園都市線にJR南武線が乗り入れています。
渋谷まで約14分。川崎まで約20分で行くことが出来ます。
川崎市の交通の要所としても栄えてきたのが溝の口です。
江戸時代には多摩川の宿場として栄え、江戸庶民の信仰と娯楽の旅「大山詣」の拠点としても栄えました。
しかし戦後なかなか開発が進まず10年ほど前までは駅周辺に戦後の闇市の面影が残っていたほどです。
現在でも溝の口西口商店街にはその面影を見ることが出来ます。
溝の口が変わるきっかけとなったのが、1989年に溝の口駅から少し離れたところに「かながわサイエンスパーク」が出来た頃からです。
しかしこの頃は多少ハイテクな街になったかなという印象のみで、街全体の印象としてはそれほど変わってはいませんでした。
1997年に再開発ビルである「Nocty」が建設されたころから駅前の風景が変わり始めます。
JR武蔵溝ノ口駅の改装や駅の利便性が向上した自由通路の完成などがあり、駅周辺の使い勝手は飛躍的に良くなりました。
駅前には沢山のテナントビルが建ち、溝の口は大きく変貌を遂げることになります。
駅周辺と共存を図るポレポレ通り
再開発などにより変わっていく街並みに飲み込まれることなく、地元の方に愛される街づくりを進めていったのがポレポレ通りです。
ポレポレとはアフリカ東海岸で使用されている言語スワヒリ語で、ゆっくりやのんびりという意味があります。
それまで溝の口の駅前の商店街に名前が無かったのですが、平成12年にストリートネームを募集し、満場一致で決まったのがポレポレです。
ポレポレ通りはモール化され通りには、100店舗以上の様々な専門店が並んでいます。
連日多くの人々で賑わいを見せており、地元の人に愛され続けています。
季節ごとに様々なイベントなどが行われ多くの人で盛り上がりを見せています。
その中で特に人気があるポレポレ祭りは川崎市最大級のフリーマーケットで、地元の方はもちろん遠方からも沢山の人が訪れているようです。
今も昔も活気あふれるこの街は、ますます地元の人に愛され、ますます盛り上がりを見せていくのではないでしょうか。
溝の口の住みやすさ
駅周辺の再開発の発展と昔からある商店街がうまく融合して、街全体に活気があり相乗効果も相まって年々魅力的な街に磨きが掛かっています。
近年はその交通利便性の良さと生活しやすい環境や街の魅力から、住みたい街として注目を集めるようになりました。
これからも、ポレポレ通りを中心に溝の口から目が離せません。