部屋探しと築年数の関係性
- 2017/11/15
- 借りたい方
築年数と家賃の関係
お部屋探しをする際に、みなさんは何を重視して部屋を探していますか?
都市部で移動手段がない場合は最寄り駅までの距離であったり、私生活を重視するのであれば理想の間取りであったりと人それぞれあると思います。その中でも家賃はどんな方も気にする項目の1つなのは間違いないでしょう。築年数と家賃には密接な関係があります。
築年数は原則として古くなればなるほど家賃は低くなっていきます。そのため、家賃が高いのか、安いのかを見極めるには築年数も併せてみる必要があります。
設備も築年数もほぼ同じなら安い方がいいでしょうし、逆に築年数が同じなのに家賃が高額な物件があるとしたら、高額な理由となる設備や環境があると言えるでしょう。いずれにせよ、築年数と家賃を合わせて検討する事が大切です。
築年数が経過すると劣化しやすいポイント
・建物の外観やエントランス
建物の外観は築年数が10年も経過すると劣化が目立つ様になります。
外壁が剥がれてきたり、塗装部分が剥がれてきたりと修繕が必要になります。
エントランスも非常に注目ポイントです。エントランスは共有スペースでもありますので、エントランスを始めとする共有施設の管理が行き届いてない様だと危険です。大家さんや管理会社がずさんな可能性があり、トラブルの対応などに不安があります。
・床の状態
床も築年数が経過すると劣化してきます。内検などで訪れた際は部屋の隅々まで歩いてみましょう。
問題がなければいいですが、軋みなどがある場合もあります。騒音問題などに発展する可能性もありますので、しっかり確認しましょう。
・清潔な水回り
水回りが清潔なのかは非常に重要です。物件の中でも水回りは特に劣化しやすく、汚れも目立ちます。
ハウスクリーニングなどを入れても劣化してしまうので要チェックです。築年数が古くても水回りが奇麗で、清潔感があれば管理が行き届いていると考えられます。
特にクリーニングしにくい蛇口は、蛇口そのものもチェックと実際に水も出してチェックしましょう。水回りのゴムパッキンもカビが生えやすいので、清潔かどうかチェックしてみましょう。
物件の築年数だけで判断は難しい
お部屋探しに建物の築年数はとても大事です。しかし大家さんや管理会社の管理がずさんであれば、新しくても劣化が進んだ物件は存在します。古くても管理やメンテナンスをしっかり行っている物件であれば、家賃も安くなっているでしょうし、何かトラブルがあった際も信頼がおけます。
一概に築年数で判断することは危険ですので、あくまでは1つの判断材料に留めておきましょう。