引っ越しの際に届けなければいけない転出届とは?
- 2017/12/28
- 引っ越し
転出届の手続き
引っ越しなどをする際に、現在と異なる自治体へ引っ越す時に「転出届」が必要になります。
引っ越しを行う14日前から引っ越し当日まで受け付けてくれます。
引っ越し当日になればなるほど、荷造りやその他準備などで忙しくなってしまいますので、余裕のあるうちに手続きを済ませてしまいましょう。転出届の手続きが完了すると、転出証明書が発行されます。この転出証明書は、転入の際の手続きで必要となりますので、大事に保管しましょう。
転出届とはこの転出証明書を取得するために行い、引っ越し先の住所が必ず必要になりますので、新しい住所がわかるものを持参し、手続きに向かいましょう。
転出届には、転出予定年月日を記入する部分がありますが、届け出の時点ではっきり引っ越しを行う日が確定していない場合もあるので、その際はおおよその引っ越しを行う日にちで構いません。
転出届の際に必要な書類など
必要書類は「本人または世帯主申請」の場合と、「代理人申請」の場合で変わります。
「本人または世帯主申請」の場合
・本人確認書類
・国民健康保険証、高齢者医療受給者証、乳幼児医療証など
・印鑑登録証(登録者のみ)
・印章
「代理人申請」の場合
・委任状
・代理人自身の印章と本人確認書類
申請の方法別の必要書類は以上になります。基本的に旧住所地の市区町村役場で手続きを行います。申請の際に手数料などは掛かりません。郵便対応なども行っています。
この転出届を提出した後に、引っ越しなどが中止になった場合は、転出届の登録を抹消する手続きを行わなければなりません。転出証明書を市区町村役場に持っていき、申し出を行いましょう。引っ越しが中止になったにも関わらず、この手続きを怠ってしまうとどの市区町村にも属さない住所不定になってしまいますので注意が必要です。
速やかに必要な手続きを行うようにしてください。
各市区町村や引っ越し方法などによっては、必要書類や手続きの方法が若干異なる可能性がありますので、必ず市区町村など関係機関に確認をしてください。
引っ越しを行う際は様々な手続きが必要になる
引っ越しを行う際は様々な手続きが必要になります。今回ご紹介した転出届のほかにも、電気、ガス、水道使用に関する連絡や引っ越し業者との打ち合わせなどをしなければなりませんし、引っ越し先でも、転入届やその他必要な住所変更などに伴う手続きなども必要になりますし、インターネット環境などの生活にかかわる様々な手続きもしなければいけません。
引っ越しは忙しく大変な作業ですので、出来る限りスムーズに運ぶように万全の準備を行いましょう。