引越し先や引っ越しなどで必要になる源泉徴収票って何?
- 2018/2/16
- 引っ越し
源泉徴収票とは?
源泉徴収というのは自身の収入を公的に証明する書類の1つです。
この公的に自身の収入を証明する書類というのは、源泉徴収以外にもあり、例えば前年1年間の所得が記載されているのが「所得証明書」で、前年の所得をもとにその年の課税内容を記載されているのが「課税証明書」です。
さらに所得証明書の内容と課税証明書の内容両方を記載されているのが「所得・課税証明書」のことです。
自営業や個人事業主の方などは「確定申告書」、会社などにお勤めの方などは「源泉徴収票」や「給与支払証明書」なども収入証明書になります。
会社などにお勤めの方の「源泉徴収票」や「給与支払証明書」などは、その会社ごとに発行しているため転職などで会社が変わっている場合、その会社ごとの「源泉徴収票」や「給与支払証明書」が必要になります。
引越し先で源泉徴収票などが必要になる事がある
まず引越しを考えた場合、新居を探さなくてはいけません。
新たに賃貸契約などを結ぶ際、家賃の支払い能力があるのか源泉徴収票などの提出を求められる場合があります。転勤などで会社が変わらない場合は会社にお願いすればすぐ用意してくれるはずです。
そして小さなお子さんがいる場合など、新たな保育園などに預ける際にも源泉徴収票など収入を証明できるものの提出を求められることがあるようです。
会社勤めであれば源泉徴収票などを用意すれば問題がありませんし、自営業や個人事業主の方は確定申告書などを用意しておくと良いでしょう。
それぞれ手続きなど変わってきてしまうので、必要になりそうなときはあらかじめ調べておくと、いざとなった時に慌てずスムーズに用意できます。
引越しなどは様々な手続きや、やることが沢山あるので、準備は万端にしておきましょう。
収入を証明する書類がないと引っ越しは不可能なのか!!
新たに賃貸契約を交わす際、家賃の支払い能力を見るため源泉徴収票などの書類を求められます。しかし、引越し先で新たに仕事を探そうと考えている方などは、こういった書類を用意することは不可能です。
それなら、引越しが出来ないのかというと、そんなことはありません。
もちろん、仕事についていて安定的な収入を得ているほうが審査には通りやすいのは間違いありません。
ただ、それ相応の預貯金などがあれば、入居審査に通ることは可能です。では、どのくらいの預貯金があればいいのかというと、物件ごとの家主の判断になるので確実な金額というのはありませんが、多いに越したことはありません。
一つの目安として100万円の預貯金があれば大丈夫とも言われているようです。
家主にもよりますが、こういった書類を用意できない場合はそれなりの預貯金を用意して賃貸契約に向かってみましょう。