部屋探しでよくある契約期間が2年なのはなぜ?
- 2018/9/4
- いろいろ
賃貸のアパート(マンション)を借りる際には、賃貸契約を大家さんと交わし契約期間を設定するのですが、そのときに契約期間が「2年」となっている事が多くあります。なぜ、賃貸の契約期間は2年のケースが多くあるのでしょうか?もう少し短くても良い気もしますし、長くても良いような気がしますが、なにか特別な決まり事や理由があるのか気になりませんか?よって、今回は部屋探しの契約期間についてまとめましたので、一緒に見ていきましょう。
■2年の契約期間が多い理由ってなに?
結論からいうと、賃貸の契約期間が2年の理由は特別な理由で決められているわけではなく、昔からの慣習によって「2年」という契約期間になっています。ですから、必ず賃貸契約は2年の契約期間でなければいけないというわけではなく、それ以外の契約期間も存在します。
しかし、契約期間を1年未満にすると「期間の定めのない契約」つまり、更新がない契約となってしまいます。更新のない契約をしてしまうと、更新料を徴収することができなかったり、家賃の値上げの機会の場も少なくなるため、よほどの事がない限り賃貸契約が1年未満ということはありません。
2年の契約期間の理由は、はっきりとしていませんが主に下記の理由が考えられます。
①2年以上の契約期間にしてしまうと、その間に引っ越しをする可能性がでてくるため更新期間を設定している理由の意味がなくなる。
②1年未満の契約期間は、法的に難しい
③2年を過ぎれば、周りの環境も大きく変化している可能性がありますので、家賃の見直しの可能性がでてくる。
このような理由から、契約期間が長すぎず短すぎない「2年」という設定をしたのではないでしょうか。
■2年の契約期間は必ず!?
上で説明したように、2年の契約期間となっているのですが、実は必ず2年間住まなければいけないということではなく、何かあれば途中で解約しても良いことになっています。ですので、契約の更新が近いため更新の直前で、部屋探しなど引っ越しを検討する方も多くいるのですが、直前のタイミングで部屋探しをしてしまうと、引っ越し先の部屋が見つからないということも考えられます。よって、更新が近くなってから考えるのではなく、もう少し早い段階で部屋探しを考えることがいいのではないでしょうか。
■部屋探しの契約期間は「2年」ではなく自分のタイミング
いかがでしたでしょうか? このように部屋探しの際に気になる契約期間は多くの場合「2年」と設定されています。また、このように部屋探しをしていると、契約期間の事が気になってしまうことがあるかと思いますが、更新が必要ないと早い段階から判断しているのであれば、契約の更新近くで部屋探しを考えるのではなく、早めの行動が必要といえるのではないでしょうか。
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