安易に考えていませんか? ~敷金ゼロのデメリットとは!~
- 2019/3/8
- 敷金・礼金
新たな土地で就職また学生生活を送る人にとっては、必要な手続きである住まいの契約ですが、安さばかり目が行きがちになってしまい、敷金がゼロ物件を探しがちになりってはいませんか?確かに安さは重要な事項ではありますが、果たして全体でみたときにどうなのでしょうか。今回は敷金ゼロ賃貸物件のデメリットを話していきたいと思います。
■敷金とは?
敷金=何か起こったときのために、大家さんに預けておく預り金です。主に退去時の修繕費用に使われます。
例えば、今まで借りていた部屋を退去する際に、原状回復のために部屋を掃除する必要が出てきます。そのときに使用するのが敷金です。基本的には、日常生活で小さい傷や汚れは修繕費用の対象とはなりません。これは国土交通省によって定められています。
尚、注意点として賃貸の契約した内容にもよりますが、退去時には入居時と同じ状態に戻す。というルールがある場合、「故意に壊した箇所の修繕費」や「クリーニング代」は敷金から引かれる場合もあります。
ただしこういった、修繕費やクリーニング代は「入居時と同じ状態に戻すために買い替えが必要で、支払う義務が必ず課せられる」ものではありません。住んでいた期間に応じて自然消耗・経年劣化から計算されます。
■敷金のデメリットとは?
入居時に敷金などを払う物件がほとんどです。空いている部屋をすぐにでも埋めるため敷金などを0円にしている物件があります。それはなぜでしょう?下記からはデメリットの面を取り上げたいと思います。
◎実際は本人が負担しなくてもいい費用を負担することも
敷金などが0円であっても、本当は家主が負担すべきなのに借主が負担しなければならい事が起こるかもしれません。
例えば、鍵の交換費用や部屋の掃除代等がそれに当たりますが、敷金ゼロ物件の場合、こういった費用負担を借主負担とする契約内容になっていることもあります。
◎短期退去で違約金が発生することも
一年未満の短期間で退去する場合は、家賃の数カ月分を支払わなければなど、違約金が生じる場合があります。
一年以上住む予定なら心配する可能性があまりないかもしれませんが、短期の場合だと違約金が生じる可能性があるので注意が必要です。ですから、契約書に書かれていますので必ず確認しましょう。
■まとめ
みなさんが部屋を借りるうえで必要になってくる敷金のデメリットについていくつか書きました。生活をするうえで安さは大切ですが、トータルでみたときに果たして敷金ゼロの物件に住むべきなのか今一度、検討することをオススメします。
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