敷金って戻ってくるの?引っ越しの時にかかる費用は?
- 2017/11/27
- 敷金・礼金
敷金は戻ってくるのか?
賃貸物件の契約時にかかる費用に敷金があります。敷金不要の物件も増えていますが、家賃1~3ヶ月ほどの費用が掛かります。敷金とは家賃の滞納や部屋の損傷などのリスクに対し、その債務に対し担保として預けるお金になります。家賃などが滞納され支払いが行われない場合、敷金で補填されます。
このような性質があるため、通常使用であれば敷金は全額返還されます。しかし現状ではクリーニング代が差し引かれたりする事が多いようです。契約書をよく読んで、敷金がどの様に取り扱われるのか、しっかり確認する事が大切でしょう。
クリーニング代などに使用されたとしても、残金があれば返還されます。
トラブルなどにならないよう、事前にしっかり確認しておきましょう。
引っ越しにかかる費用は?
引っ越しにかかる費用は一般的に家賃の6ヶ月分と言われています。もちろん引っ越し業者によっても大きく変わりますし、引っ越し先の賃貸物件の契約内容によっても変わってきます。
敷金不要の物件からの引っ越しであれば、退去時にクリーニング費用などが掛かります。引っ越しのみの費用を安く抑えたい場合は、引っ越し業者に見積もりを出してもらい、安い業者にお願いするのが、一番費用が掛からない方法です。
業者にお願いせず、自分ですべて行う方法もありますが、単身者ならともかくファミリーの引っ越しでは現実的ではありません。手間は掛かりますが、複数の引っ越し業者に見積もりを出してもらいましょう。
引っ越しには結構な費用が必要
新たな生活を始めるには結構なお金が掛かります。賃貸契約時に掛かる費用と、引っ越しに掛かる費用は最低限用意しておく必要があります。賃貸契約時に就職先など、働く予定がはっきりしていれば良いのですが、引っ越ししてから引っ越し先で働き口を探す事を考えている方は、さらに費用が必要になります。働く予定が決まっていないと家賃が支払えるかどうかの信用がありません。
そのため預金残高などの、別の信用が必要になります。1つの目安として預金残高100万円あれば、働く先が決まっていなくても契約ができると言われています。しかし、これはあくまで目安でしかありませんし、大家さんの意向が大きく影響します。
賃貸契約は基本的に2年間結びますので、2年間家賃の支払いができる信用を示す必要があります。賃貸契約というのはそれなりの費用と賃貸契約を結ぶ社会的信用が必要になりますので、その両方をしっかり準備しておかなければなりません。