物件は敷金・礼金0円でも大丈夫!?
- 2019/5/13
- 敷金・礼金
マンションやアパート等の物件を借りようとする際に、敷金礼金が共に0円だと思わず心が揺らぐかと思います。本当にその条件で良いのでしょうか?今回は、敷金0円のメリット・デメリットがなんなのか、そのからくりがどうなっているのかを見ていく事にしましょう。
敷金と礼金の必要性
物件で部屋を借りる際には必ず契約が必要な為、敷金・礼金という物が気になるでしょう。最近は「敷金礼金が0円」の物件も有ります。無料だと魅力的に感じますね。そこで、まず敷金・礼金がどういった仕組みの物かを説明しましょう。
敷金
賃貸の契約解除を行う際に、今まで住んでいた部屋に対する原状回復等の修繕に掛ける費用として使用されることが一般的です。また、解除の際に家賃が滞納している場合の保証等に充てるのが目的となっております。その為、場合によっては敷金が返金される事もあります。
礼金
部屋を貸してくれる大家さんに支払う為のお金です。敷金の様にもどって来る事はありません。大家さんへ対する謝礼の意味を込めて払うお金です。
敷金・礼金が0円の実態
実際に都内で敷金・礼金0円という物件は、10件に1件位と少ないのが現状です。
大家さんとしては空き部屋があるより、全ての部屋が埋まっている方が良いのです。地域別で所得の割合に比例させて、所得が低い所だと「敷金・礼金0」の物件も多い様です。
敷金・礼金0円でも良いからくり
敷金・礼金0円のメリット・デメリットを見ていきましょう。
メリット
メリット
●初期費用を抑えることができる
家賃が5万円で初期費用が「敷金・礼金0円物件」の場合は、敷金・礼金が両方で10万~15万近く払わずにすむことになります。その為、その浮いたお金を利用して、部屋に元々は設置されていない程よいランクのインテリア家具を購入して設置する事も出来ます。
デメリット
●短期契約違約金が発生する可能性がある
敷金・礼金両方0円だと、借りる側は負担がなく借りられる為、半年以内という短期間だけ住む方もいるでしょう。これだと敷金を返金した後だとオーナー側に利益が出ない為、短期契約違約金を設定する場所が多いのも特徴です。1年未満の解約でも該当する事もある為、物件を選ぶ際には慎重に行いましょう。
●賃貸料が少し上がる事がある
敷金・礼金0円物件は、初期費用が抑えられる代わりに、家賃が高くなる事もあります。
後の生活に負荷が掛かる為しっかり考える事が必要です。
まとめ
敷金・礼金0円の物件はメリット(長所)・デメリット(短所)もそれぞれにあるので、事前にちゃんと確認したうえで、契約を結ぶ必要があります。トラブルを防ぐためにも、部屋を借りる際は契約書をキチンと読み、内容もしっかり確認して借りる様にしましょう。
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