敷金・礼金って何?なにが違うの?
- 2018/7/30
- 敷金・礼金
部屋を借りようとした時、本やインターネットで調べたらまず目に入るのが家賃。その次に見るのがおそらく敷金・礼金でしょう。そこで、敷金・礼金って何? と思うかもしれません。そんな時のために詳しく調べてみました。
■そもそも敷金・礼金とは?
部屋を借りる時に「初期費用」というものがあります。その初期費用の一部が敷金・礼金。と言っても一つひとつ意味が違いますので説明していきます。
◎敷金
家賃などの債務の担保として預けておく、簡単に言えば保証金に似ているお金のことをいいます。理由があって家賃の支払いが遅れた場合などに対応するために敷金が発生してしまうのです。また、契約解除のときに原状回復工事が入った時のための敷金です。もちろん、原状回復する必要がなければお金は手元に戻ってきます。
◎礼金
昔からの習慣であり、部屋を貸してくれる大家さんにお礼の気持ちとして渡されていたものです。昔は親が大家さんに「子供がお世話になりますので面倒を見てくださいね」という気持ちが込められていたそうです。今は、そういった意味はないですが習慣は残っているみたいです。敷金・礼金の金額は同じですが、全くの別物なのです。
■なぜ、ゼロゼロ物件はあるのか
費用が抑えられる敷金・礼金「ゼロゼロ物件」はとても魅力的です。でも、なぜゼロゼロ物件が存在するのでしょうか? 気品的に通勤通学に電車やバスの乗り換えが頻繁に必要なる賃貸物件などが該当するケースが多々見られます。そういった物件の場合、敷金・礼金があると借り手がなかなか見つかりません。
大家さんや不動産屋は、長い間の空き室は避けたいものですので、とりあえず早く借り手が見つかることが優先と考え、ゼロゼロ物件にするのです。
■支払う金額は家賃が基準となる
では、敷金と礼金はセットのようにも思いますが、実際にはそうではありません。敷金は預けているお金で基本的には返ってきます。また、礼金は返ってこないお金でまったく意味が違います。どちらもゼロ物件はありますが、礼金なしの敷金だけ支払うということもあります。
支払う金額は敷金・礼金ともに家賃を基準としてみていて、敷金は1ヵ月分~3ヵ月分ほどで礼金なら多くても2ヵ月分、または1ヵ月分も請求されないこともあります。
部屋を借りるとき、どちらが戻ってくるお金なのか知っていれば問題はないでしょう。
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