借りたい物件の敷金が高くて払えない!!
- 2018/5/18
- 敷金・礼金
交通の利便性が良く治安の良い人気の物件や有名デザイナー物件などは、競争率も高く借り主が決まるのは早いものです。資金が少なくても好条件な物件を借りる方法はないものか模索していきましょう。
■予算の限界を感じたらダメもとで交渉してみましょう。
交渉できるの?と驚く方もいらっしゃると思いますが、意外とできます。値下げできるとすれば、礼金や仲介手数料です。人気の薄い物件などは、比較的値切りやすいですが、人気の物件でも交渉次第では、礼金が安くなったり、仲介手数料を貸主が負担してくれるケースもあります。仲介手数料の相場は、家賃の半額が相場です。また最近では、初期費用をクレジットカードで支払いできる不動産会社も増えてきていますので、分割やリボ払いなども可能か値段交渉にも対応してくれる、など親身になってくれる信頼のできる不動産会社探しも重要となるでしょう。
■オプションをなくしてもらう
契約時に各種オプションや部屋の清掃料金などがあり、このような料金をなくせる場合があります。初期費用が高額な物件に多く、どんな条件で料金が高額なのか確かめることも必要になります。
■敷金礼金無料の物件を探した方が早い!?
早まらないでほしいのが、敷金礼金無料の物件には落とし穴があります。貸主側としては空室を埋めたいという思いから、早く貸したい気持ちが先行して敷金礼金無料にするパターンです。このような物件を借りる際は、契約書の特約条件や退去時の修繕費用の項目を何度も確認する必要があります。敷金を預けていないので、契約の曖昧な部分を突いて法外なホームクリーニング料金や修繕費を請求してくる事例もありますので、注意が必要です。
■フリーレント物件を見つけるという手もあります
フリーレント物件とは、入居した後1ヶ月~3ヵ月は家賃無料な物件です。借主と貸主の双方にとってプラスになる条件といえるのではないでしょうか。しかしデメリットもあります。フリーレント物件には、借りる期間が設定されて、契約期間内に解除した場合は、違約金もかかり通常の賃貸物件より費用が高くなる場合も考慮しなくてはなりません。やはり契約する前に契約書を何回も良く見て違約金の発生条件などを再確認する必要があります。
■敷金の今後
賃貸トラブルで多いのが敷金や礼金のことではないでしょうか。業界の見立てでは、今後敷金や礼金が減少していくと言われています。近い将来敷金や礼金などでトラブルのない賃貸形態になることを不動産業界全体で取り組める未来に期待しましょう。