あとで後悔したというエピソードを時々耳にしますし、気をつけておきたい事を知って部屋探しを始めたいと思う方は多いのではないでしょうか。賃貸物件を探す時、気をつけておきたいこと、内覧でチェックしておきたいことについてお話しましょう。
■部屋探しを始める時のポイント
実際に業者に問い合わせを行う前に、予算と条件の優先順位を考えておきましょう。
物件をみると、グレードの高い建物は見栄えが良いですが、予算オーバーになりかねません。
中には、グレードの良い建物を選ぶことで、冷暖房費が安くなる、立地の良い物件を選ぶことで交通費が安くなると言うこともあります。
トータルな支払い額を視野にいれて、カバーできるのなら考えても良いでしょう。
住居費は、収入の3割までが目安と言われています。
また、大手検索サイトで調べ始める場合が多いと思います。
相場感を調べるには良いですが、決まったエリアの情報を調べるには、他の情報に埋もれて探しにくいということがあります。
調べていくと、希望エリアに営業所を持った不動産店が出てきますから、そういった“○○店”といった地名の入ったところで相談するとレアな情報をゲットできる可能性有りです。
■内覧のポイント
住みはじめて後悔したというポイントには…
・設備が古く、使い勝手が悪かった
・手持ちの洗濯機、冷蔵庫のおさまりが悪かった
・共有部分のマナーが悪く住民の雰囲気に馴染めない
・建物の周辺環境をよく見ていなかった
実際の物件を見に行くときには、共用部分がすっきり片付いているかがポイントになります。
公共モラルの低い住人がいると、チラシを投げ捨てていたり、ゴミ出しルールが守られなかったりして、荒れる傾向があります。
また、物件から駅までの街の雰囲気を見ておくと、体感的にコンビニが近い、繁華街がある、閑静な感じなのかチェックしておくことができます。
内覧では、物件そのものの間取りやサイズ感、臭いや陽当りなどをチェックするのが定番ですが、余裕があれば周辺環境もあわせて見ておきましょう。
■初期費用など条件もチェック
最近は、敷金礼金が無料や、レントフリーが付いている物件が増えてきました。
こうした契約条件を扱っている不動産業者なら、初期費用が家賃1~2ヶ月分でおさまってしまいます。
また、引越し業者の割引紹介や、引っ越しに必要なサービスの相談に乗ってくれるサービスを行っているところ、入居後の管理まで一括して物件管理を行っている業者もあります。
こうした条件が整っていると、安心ですし、物件選びもしやすいですね。