敷金などの減額交渉は可能なのか?

不動産会社の仕事
普段不動産会社の方々はどういった仕事をしているのでしょうか。不動産会社の主な業務は、土地や、アパート、マンション、一戸建てなどの様々な住宅あるいはオフィスビルや商業施設といった建物など、さまざまな不動産の売買や賃貸、管理、あるいはそれらの仲介業務などを行っています。
物件などを探し契約をしたいと思った時なども、不動産会社の担当者が家主との仲介を行ってくれます。

敷金などは減額できるのか?
敷金や礼金などの初期費用は結構な金額になる場合があります。
もちろん別件ごとに違いますし、敷金や礼金が不要の物件も増えてきています。しかし、まだまだ敷金などが設定されている物件は多くあります。敷金は退去時の原状回復などに使われる費用で、家主に預けているお金です。
通常使用の範囲内であれば原則返還されるお金ではありますが、敷金も少ないに越したことはありません。この敷金が減額できるのか?といいますと減額出来る場合はあります。

敷金が減額できる場合はどんな時?
敷金の減額が出来る可能性がある時というのは、不動産会社の閑散期にあたる時期です。不動産会社の閑散期ということは、家などを借りる人が少ないという事です。しかし、家主の方々は家賃収入が入ってこないと困るため、家賃の減額や敷金・礼金の減額を行う場合があります。なので、不動産会社の繁忙期と閑散期で同じ物件であっても、家賃やその他の条件が異なる場合があります。
これは、閑散期になってしまったので、少しでも入居者が決まるように家賃などを安くしたためです。こういった閑散期であれば、敷金や礼金、家賃なども減額できる可能性があります。
家主の方からしても、空室で家賃収入が無いよりは、入居者に入ってもらった方がいいはずです。

具体的な不動産会社の閑散期
不動産会社は進学や就職で新居を探す方が多い、2月~3月と、一般的に転勤などが多い10月の前の8月~9月あたりは繁忙期と言えます。
この繁忙期以外の時期は、全て閑散期と言って良いでしょう。この繁忙期以外の閑散期であれば、家賃交渉や敷金や礼金などの初期費用の交渉を行う価値はあります。こういった交渉は基本不動産会社の担当の方などを通して行うので、不動産会社の人とは良い関係を築いておいて損はありません。
特に新居を探す時期に縛りがない方は、この不動産会社の繁忙期を避け、閑散期に部屋探しを行い、可能であればさらなる価格交渉を行うことが限りなく安く部屋を借りる方法です。
しかし、あまりしつこく交渉し続けないようにしましょう。印象が悪くなり、審査に通らなくなってしまいます。

関連記事

ピックアップ記事

  1. 2018-6-15

    引っ越しした時の隣人への挨拶するタイミングと礼儀

    地域との付き合い方は、昔ほど薄れてきている風潮があります。これは、核家族化が多くなったことや、欧米の…

おすすめ記事2

  1. 就学や進学などで新生活の場所を見つけ、その拠点としてアパートやマンションを不動産会社を媒介して契約す…
  2. もし、遠方の物件を探さなくちゃいけなくなった時に、どうやって探せばいいのでしょうか? 遠すぎて、なか…
  3. 高津には美味しいイタリアンのお店は沢山あります。今回の記事でアナタ好みに似合うお店を紹介したいと思い…
  4. 地域によって違いがありますが、首都圏では「敷金2ヶ月と礼金1~2ヶ月」が主な傾向にあるかと思います。…
  5. 部屋をどこにしようか考えている人たちには、南向きの物件はとても人気があり、引っ越す際には南を向いた部…
  6. 部屋探しをする時に考える事は人により違い、どの部屋を借り、住むか迷っていると思います。何を基準にして…
  7. 賃貸物件を借りるとなると一番気になるのが、敷金や礼金などの前家賃の支払いではないでしょうか。敷金やそ…
  8. 溝の口には2つの駅があり東急の駅名は、溝の口駅で、溝の口駅から徒歩1~2分の所にJR南武線の武蔵溝ノ…
  9. 安定した収益を上げるには、入居率を上げることが欠かせません。空室率上昇がささやかれる中、所有する物件…
  10. 賃貸の大家さんの悩みといえば、空室リスクではないでしょうか。空室率を下げて、きちんと収益があげられれ…

おすすめ記事

  1. 引っ越しをしたときに敷金がほとんど戻ってこなかったという経験があるという人もいるはずです。どうして預…
  2. 引っ越しをしようと考えているときは、快適さや賃料だけではなく敷金や礼金があるかないかということも重要…
  3. 高津周辺に住んでみたいが、地域情報が分からなく困っている人のために地域情報をメリット・デメリットなど…

アーカイブ

ページ上部へ戻る