敷金などの減額交渉は可能なのか?
- 2018/2/13
- 敷金・礼金
不動産会社の仕事
普段不動産会社の方々はどういった仕事をしているのでしょうか。不動産会社の主な業務は、土地や、アパート、マンション、一戸建てなどの様々な住宅あるいはオフィスビルや商業施設といった建物など、さまざまな不動産の売買や賃貸、管理、あるいはそれらの仲介業務などを行っています。
物件などを探し契約をしたいと思った時なども、不動産会社の担当者が家主との仲介を行ってくれます。
敷金などは減額できるのか?
敷金や礼金などの初期費用は結構な金額になる場合があります。
もちろん別件ごとに違いますし、敷金や礼金が不要の物件も増えてきています。しかし、まだまだ敷金などが設定されている物件は多くあります。敷金は退去時の原状回復などに使われる費用で、家主に預けているお金です。
通常使用の範囲内であれば原則返還されるお金ではありますが、敷金も少ないに越したことはありません。この敷金が減額できるのか?といいますと減額出来る場合はあります。
敷金が減額できる場合はどんな時?
敷金の減額が出来る可能性がある時というのは、不動産会社の閑散期にあたる時期です。不動産会社の閑散期ということは、家などを借りる人が少ないという事です。しかし、家主の方々は家賃収入が入ってこないと困るため、家賃の減額や敷金・礼金の減額を行う場合があります。なので、不動産会社の繁忙期と閑散期で同じ物件であっても、家賃やその他の条件が異なる場合があります。
これは、閑散期になってしまったので、少しでも入居者が決まるように家賃などを安くしたためです。こういった閑散期であれば、敷金や礼金、家賃なども減額できる可能性があります。
家主の方からしても、空室で家賃収入が無いよりは、入居者に入ってもらった方がいいはずです。
具体的な不動産会社の閑散期
不動産会社は進学や就職で新居を探す方が多い、2月~3月と、一般的に転勤などが多い10月の前の8月~9月あたりは繁忙期と言えます。
この繁忙期以外の時期は、全て閑散期と言って良いでしょう。この繁忙期以外の閑散期であれば、家賃交渉や敷金や礼金などの初期費用の交渉を行う価値はあります。こういった交渉は基本不動産会社の担当の方などを通して行うので、不動産会社の人とは良い関係を築いておいて損はありません。
特に新居を探す時期に縛りがない方は、この不動産会社の繁忙期を避け、閑散期に部屋探しを行い、可能であればさらなる価格交渉を行うことが限りなく安く部屋を借りる方法です。
しかし、あまりしつこく交渉し続けないようにしましょう。印象が悪くなり、審査に通らなくなってしまいます。