部屋探しはいつから始めるのが良い?
- 2017/9/19
- 借りたい方
借りたい物件が見つかっても、あまり早く契約すると、現在の家賃と新居の家賃がかぶってしまいもったいないですね。学生物件では、予約ができるケースもあるようですが、一般的にはなかなかそうも行きません。引っ越しスケジュールから逆算してちょうどよい部屋探しのスタート時期についてお話しましょう。
■ベストな時期は2週間前に契約
申込みをして1週間ほど審査に時間がかかることもあるので、引っ越し1週間前では、ギリギリになるかもしれませんから、余裕を持って2週間前に申込み、審査通過次第契約という流れがちょうどよいでしょう。
「申込みから10日後が家賃発生日」など、その業者、物件によってそれぞれのルールが決められている場合おありますから、できるだけ家賃がダブらないようにしたい場合位には注意が必要です。
■引っ越しを決めたら?
引っ越しは、退去の1ヶ月前までに管理会社に連絡する契約になっていることがほとんどです。
ですから、引っ越しをしたいなあと思い始めたら、引っ越し先の情報収集を2~3ヶ月位前からはじめて、1ヶ月前までは、退去の連絡をしておきます。
1ヶ月を切ったら、予算や希望の間取りなど環境を考慮して、エリアをざっくり決めていきます。3週を切ったところからが勝負です。
この1周間で申込みとなれば、もし、家賃発生日が契約日と同時でも月割の前家賃は1/2ヶ月分以下になるでしょう。
やや、慌ただしいですが、これより早くからゆっくり比較しながら探したい場合には、ピークシーズンが過ぎた、5月~8月に時間をかけて物件選びをし、交渉で家賃発生日を後ろ倒しにしてもらうか、フリーレントをつけもらう形にできれば、ゆとりを持って引っ越せます。
ピークシーズンではこうした融通を利かせてもらうのが申し訳ないですし、受けてくれる場合も少ないでしょう。
部屋探しにゆとりを優先するなら、前家賃の支払いを覚悟して早めの部屋探しをすることになるでしょう。
■初めからラッキーな条件で紹介を受けられたら?
もし、はじめからフリーレントや、敷金礼金なしという物件があれば、焦らなくて済むのにという思いが残ります。
現在、賃貸物件の需要と供給は、借り手市場に傾いていることもあり、長くきれいに借りてくれるのなら、初期費用はおまけしても良いと考えるオーナーさんが増えていますし、こうした好条件の優良物件を得意とする不動産業者が台頭し、喜ばれています。
一見、同じ不動産屋に見えますが、入・退去居管理、建物の管理業務までトータルに引き受けている業者では、こうした初期費用を抑えた契約を売り物にしているケースがあります。
初期費用を抑えたい、家賃がかぶるの防ぎたいなら、こうした業者に相談すると良いでしょう。