部屋探し~ベストな時期は?
- 2017/10/20
- 借りたい方
部屋探しも引っ越しも、ピークを迎える3月~4月は混雑します。出入りの激しい時期は物件が次々に出回りますが、入居先を探す人も多いので条件の良い物件は、競合相手がすぐに現れ、じっくり比べる余裕がなくなってしまいます。部屋探しのベストな時期についてお話しましょう。
■ゴールデンウイークの引っ越しは?
混み合う時期は、競合相手が現れやすいので、じっくり比べる暇がないところと、引っ越し業者を押さえにくく、料金も割高になるデメリットがあります。
学生なら入学・新学期、社会人なら入社、転勤のタイミングにあわせて引っ越ししたいという人が多いので、3~4月に部屋探しする人が集中するのは仕方ありません。
しかし、だからこそ、少しだけピークを外した部屋探しをすると、大家さんも「今を逃すとしばらく空室になってしまうかもしれない」という焦りがでます。
4月に入ってから部屋探しをすると、そうした掘り出し物に出会えるチャンスがあります。
ゴールデンウイークに引っ越しをするという選択が可能であれば、こうしたスケジュールも悪くありません。
ただし、入学や入社、転勤など、新しい環境に飛び込むのがわかっている人には、気ぜわしく感じられるかもしれません。
学校や職場の環境に慣れなければならないことや、諸手続きなどを考えると、その前に決めておきたいところでしょう。
■秋の物件探しはどうでしょう?
春ほどではないですが、秋にも、転勤など引っ越しをする人が増える傾向があります。
新築物件の入居開始を、この時期に持ってくるケースも多く、新築物件を狙うなら、8月~9月くらいに物件探しが向いています。
この場合もちょっとしたピークのあとを狙うと、掘り出し物に出会えるチャンスが高まります。
特に引っ越しシーズン中に成約がない場合には、大家さんの方も、年明けや、3~4月まで入居者が決まらないのではないかと不安にあります。
10月の部屋探しは、お得な契約がしやすいといえます。
■10月~11月は部屋探しのおすすめ時期
引っ越しの時期に制約がないケースでは、混みすぎず、少し落ち着いて物件の検討がしやすいこの時期の引っ越しが良いでしょう。
秋の転勤で適度に移動があった後ですし、この時期に入居者を決めて安定した家賃を確保したいと考える大家さんが多いので、敷金・礼金ゼロやレントフリーの条件も引き出し安くなります。
レントフリーがついていると、入居を申し込みと同時に今の部屋の退去を申し出ても間に合う可能性があります。
家賃の2重払いを避けられるので、助かりますね。