部屋探しで気を付けるポイントとは?契約期間と注意点
- 2017/12/18
- 借りたい方
契約期間って何年?
居住用の賃貸契約の契約期間で、最も多いのが2年という契約期間です。もちろん契約期間が3年や4年というのもあるかもしれませんが、ほぼ2年です。なぜ2年という契約期間が多いのかというと、契約期間が1年未満の場合、期間の定めのない契約となってしまう為、2年が多いと考えられます。
2年という契約期間が経過し、続けて住み続ける場合更新料が発生する場合があります。通常家賃1ヶ月分程度の金額を大家さんに支払います。この更新料を必要としない物件もありますし、更新手数料を不動産会社に支払うケースなど、その契約によって様々です。お部屋の契約をする際に、更新時にかかる費用の有無や条件など確認してください。
契約期間と同時に保証期間も終了するため、更新する際は保証会社に保証料を支払わなければいけませんし、火災保険料も基本2年契約なので支払わなければいけません。このように、入居時の初期費用同様、更新の際にもまとまった費用が必要になります。更新時の費用を抑えたい場合は、更新料が掛からないお部屋を探すと良いでしょう。
途中解約するとどうなるの?
2年という契約期間が経過する前に、賃貸契約を途中解約するとなったらどうなるのでしょうか?一番気になる違約金が発生するのかということですが、これは契約によって変わります。途中解約をしても違約金が発生しないことが多いようです。
しかし、入居してから6ヶ月以内の解約に関して違約金が発生する場合や、北海道など寒い地域での冬季における途中解約は違約金が発生するなど、土地や物件ごとに途中解約の際の違約金の有無や金額は違います。これらは全て契約書に記載されておりますし、よくわからない場合は不動産会社の人にしっかり確認しましょう。
しっかり契約書などで確認を!!
当初は2年以上住み続ける予定で賃貸契約を行ったとしても、予期せぬ理由で住み続けられなくなる可能性があります。その際に多額の違約金などが発生してしまうのは出来るだけ避けたいと考えると思います。違約金が発生しない物件であればその心配をする必要はないのですが、必ずしもそうはいきません。
もし、途中解約で違約金が発生する物件を契約する場合は、どんな条件で違約金が発生し金額はどのくらい必要になるのか事前に把握しておきましょう。把握することでそのリスクに対する備えも出来ますし、物件選択の1つの指針になります。契約書全てに目を通すのは大変なので、大事な部分だけでも目を通しましょう。