不動産の購入を考えている人必見!!必要な用語や知識を紹介します
- 2017/12/19
- 借りたい方
分譲物件と仲介物件の違い
①分譲物件とは?
売り主である不動産会社から直接購入する物件を分譲物件といいます。新築マンションや販売戸数の多い新築の一戸建ては分譲物件になります。
②仲介物件とは?
売り主から直接購入するのではなく、仲介の依頼を受けた不動産会社を通して購入する物件を仲介物件といいます。販売戸数の少ない新築一戸建てや中古物件は仲介物件になります。仲介物件を購入する場合は、不動産会社に対して仲介手数料を支払わなければならない場合があります。
不動産業と宅地建物取引業の違い
①不動産業とは?
不動産業は、不動産の売買、仲介、賃貸、管理など様々な業務が含まれます。
②宅地建物取引業とは?
宅地建物取引業は、不動産業の中でも売買や仲介といった取引にかかわる業種のみの事です。
基本的に、宅地や建物の売買や交換や、売買や交換、賃借をする際の仲介を行います。
宅地建物取引業は「宅地建物取引業法」という法律の規制により、国土交通大臣または都道府県知事の免許を交付されたものでなければ営むことはできません。免許の有効期限は5年間です。
宅地建物取引士とは?
宅地建物取引士とは、宅地建物取引士の資格試験に合格した人で、さらに都道府県知事の登録を受け、宅地建物取引士証の交付を受けた人の事です。不動産取引にかかわる幅広い知識を有し、物件や契約内容等の説明や契約内容が記載された書面への記名押印については宅地建物取引士しか行う事が出来ないことになっています。
ゆえに不動産会社が宅地建物取引業の免許の交付を受けるためには、宅地建物取引士を一定数以上確保しなければいけないと決められています。
不動産取引における情報収集の必要性と指定流通機構とは?
不動産取引において情報収集は最も大切な行為の1つです。不動産会社に相談し購入するのも良いですが、あらかじめ相場や必要な情報を知っておけば具体的な相談も出来ますし、交渉することも可能になります。相場を知るうえで指定流通機構、通称レインズを利用しましょう。
レインズとは、全国に4法人ありそれぞれが担当する地域の不動産情報の交換業務を行っています。この情報をもとに年間10万件以上の不動産売買が成立しています。しかし、このレインズは「守秘義務」の観点から一般には公開されていません。
その代わりに指定流通機構が保有する、実際に売買が行われた物件の価格の取引情報を提供し、検索できるようになっている「不動産取引情報サイト(RMI)」を利用すると良いでしょう。