騒音トラブルは未然に防ごう!!防音性の高さを見極めるポイント

借りるときには気づきにくい騒音
騒音トラブルの多くは、実際に住み始めてから気づくことが多く、内見などのわずかな時間ではなかなか見極めるのが難しいというのがあります。


騒音トラブルといっても、左右両隣のどちらかというパターンもあれば、上下階のどちらかというパターンもあります。なかなか下の階の方の騒音というのは少ないですが、赤ちゃんなどが夜中に泣き出すなどするとトラブルに繋がってしまいます。
物件の住民以外のパターンだと、周辺の施設なども騒音の原因などになります。工場の作業音であるとか、大きな道路などに面していれば車の音も気になることもあるでしょう。線路が近ければ電車の音はかなりの大きさです。
こういった、周辺の施設や環境なども騒音のもとになってしまうこともあります。
従って、物件などを借りる際は、あらゆる状況を想定し物件の周辺まで気を配って観察を行いましょう。

建物の防音性は構造が大きく起因する
そもそも音はどういう仕組みで伝わっていくのかといいますと、基本的に物体を伝わっていきます。音には団体音と空気音という2種類がありますが、どちらにしても壁などの材質や構造などによりある程度防ぐことが出来ます。

最も防音性が高い鉄筋コンクリート
防音性という点で最も優れているのが鉄筋コンクリート構造の建物です。
鉄筋コンクリートの建物は、沢山の鉄の棒で骨組みを作り、そこにコンクリートを流し込んでいきます。壁の密度が高く遮音性が高くなります。普段の生活音であれば、周囲の部屋のその音が届くことはほとんどありません。

防音性が低い木造建築
木造建築は通気性が良く、音も通しやすいという特徴があります。
木造建築の壁は他の構造建築の壁に比べ薄いことも多く、防音性はかなり低いといえます。昔の民家などを想像してもらえれば分かりやすいと思うのですが、隣人の咳や話し声などはもちろんのこと、現在では当たり前のようにみんなが持っているスマホなどの着信音やバイブレーションまでも聞こえてしまいます。
防音性を求めるのであれば、木造建築は避けて選ぶことが必須でしょう。

鉄骨構造は判断が難しい
イメージ的には鉄筋コンクリートと木造の中間ぐらいの防音性なのですが、鉄骨構造にも、軽量鉄骨と重量鉄骨という2種類があり、防音性はかなりの差があります。素材そのものの厚みが違うため、防音性の高さでいえば重量鉄骨が優れています。
しかし、軽量鉄骨の物件でも、防音性を高めるような構造で作られている建物も存在するので、気になる方は不動産担当者などに確認をしましょう。

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