部屋選びの注意点はココ!
- 2017/6/14
- 借りたい方
部屋選びをするときに気をつけておきたいことは、物件そのものの立地・環境・クオリティを見極めることと、契約の結び方です。入居してから「しまった…」と後悔しないための部屋選びの注意点についてお話しましょう。
■内見で確かめたい物件の質
『間取り・動線の確認』
同じ6畳でも、窓の大きさや床の色などで広く感じることがあります。圧迫感はないか、床の材質はフローリングか絨毯か、手持ちの家具や洗濯機、冷蔵庫の配置など、実際に見て住んだときのイメージがしっくりくるかチェックしておきましょう。
また、建物の中の音の響き具合も気になるところです。
『日当たり・眺望』
窓の向き、周辺の建物との兼ね合いで日当たりが変わってきます。実際に部屋から見える景色についても確かめておきましょう。都市部では、隣とちかすぎて窓をあけることができない場合もあります。
『施設・設備』
インターフォンの種類、給湯器、エアコンの使い勝手など、実物を見るとどの程度のグレードのものがついているかはっきりします。古い型のものがついているなら、料金交渉や、付替え交渉のターゲットになるでしょう。
■内見で確かめたい環境や管理状態
『管理や住人の質』
・共有部分が乱雑になっている
・ゴミ置き場があれている
・「○○しないでください」という貼り紙が多い
こうしたマンションは管理状況が悪いか、住んでいる人のモラルが低い可能性があります。
内見のときにチェックして、住みたいと思える物件なのか判断しましょう。
『立地や街の雰囲気』
・アップダウンが多く、自転車がきつい
・繁華街がちかすぎて落ち着かない
…というデメリットに気づくこともあれば、
・近くに商店街があり、親しみが持てる
・管理が行き届いていて、モラルの低い住人の心配がなさそう
…というメリットに気づく場合もあります。
内見では、物件そのものの状態を見ることと、現地の雰囲気をみて、住みやすさ、居心地の良さなど、合格点をあげられるかチェックしましょう。
■契約条件や初期費用は?
部屋そのものが気にいるかが第一のポイントですが、契約条件や初期費用についても確かめておきましょう。
・物件を押さえるために、二重家賃にならないか。
・初期費用の見積額がいくらになるのか。カード払いは可能か。
・特約として入居者負担の修繕費が多くなっていないか。
部屋選びをするときには、物件そのもののスペックに目が行きがちですが、契約条件や初期費用にも着目して、良心的な契約を結ぶことができるのか検討しましょう。