部屋選びのコツ・ポイントは?
- 2017/7/24
- 引っ越し
いろいろ見ているうちに、目移りして、ちょっと無理して予算よりも高い物件を選んでしまったなんてこともあります。部屋選びをするときには、条件の優先を決めておくとブレずに物件の絞込ができます。部屋選びを成功させるコツ・ポイントについてお話しましょう。
■家賃レベルは十分吟味して
数千円の差の場合、「外食を1回やめれば良いのだから」などと簡単に予算をあげてしまうとあとできつくなることがあります。
固定費は、努力しても削ることができませんから、予算をあげるなら、「ネット料金が家賃込み」、「水道代が一律家賃込み」など、他の支出をカバーする条件がついている時に限定したほうが良いでしょう。
収入の3割までが住居費の目安と言われていますが、手取り収入が24万円の場合で、8万円です。
都内で物件を探す場合には、広さや場所が絞り込まれて来るのではないでしょうか。
特にファミリーのように2LDK以上の部屋を探したい場合、都内では20万円前後はかかってしまいます。
神奈川よりの場所で探すと、物件のスペックを落とさずに一人暮らし向け8万円未満、ファミリー13万円台前後という物件が見つかります。
『溝の口』あたりなら、二子玉川も近いですし、渋谷までも20分足らずです。
■スーパーマーケットなど生活環境
最寄り駅の利便性はどうでしょうか?
駅が近くても、コンビニがあるだけで、スーパーマーケットや、日用品の買い出しは別メニューで行わなければならないのは面倒です。
とくに、ファミリーで共働きとくれば、通勤の途中で食材や家に持ち帰って食べられる惣菜や弁当などが買える場所が欲しいですね。
また、子育て中ならちょっとした不調の時に診療してもらえるクリニックがあることもポイントです。
神奈川よりの田園都市線では、堅実に暮らせて物価が安いエリアなら『溝の口』、都会的で洗練された暮らしを望むなら『二子玉川』、東横線の『自由が丘』や『武蔵小杉』などが候補になってくるでしょう。
■契約は信頼できる仲介業者と
・家賃レベル
・ライフスタイル
・生活環境
この3つから、物件を絞り込んだら、いよいよ契約です。
ここで、契約内容に満足できれば、部屋選びも8割がた成功したと言って良いでしょう。
初期費用を安くすると言っても、特約で修繕費がたくさん請求される契約になっていたり、よくわからない項目の費用が初期費用に組み込まれていたり、消費税がかかるはずのない前家賃などの費用もすべて合計した金額で消費税を計算してたり…。
契約内容をしっかり説明してくれる、大家さんにとっても、借り手にとっても納得できる仲介業者ならば、安心して契約することができますね。