前家賃に無駄が出ない引っ越しとは?
- 2017/10/7
- 引っ越し
賃貸物件に引っ越しをするとき、契約の時に『前家賃』を入れることが多いですね。月の途中で契約する場合には、日割り分も入れる場合があるでしょう。前家賃の調整の仕方によっては、前の家賃とカブる部分が出てしまうので注意が必要です。
前家賃に無駄が出ない引っ越しの方法についてお話しましょう。
■前家賃の無駄を出さないためには?
前家賃は、契約の時に日割り家賃と翌月家賃、または、日割り家賃と翌々月の家賃を前倒しで支払うものです。
実際の入居日ではなく、契約した日から日割り家賃が発生するので部屋探しのタイミングに注意が必要です。
ゆとりを持って引っ越したいと考えて、予定の1ヶ月まえに契約となった場合、家賃のダブリが大きくなって無駄が出てしまいます。
例えば4月初めに引っ越したいと考えていたところ、3月初旬に契約…と言った場合には、3月分の家賃まるごとか、日割りでの家賃が発生し、さらに4月もあわせて払うパターンか、4、5月分もいれた前家賃を払うというパターンが考えられます。
引っ越しのタイミングにあわせて3月3週目以降で契約できるようにすると、カブりを少なくできるでしょう。
■契約日基準で家賃発生なんとかならない?
家賃発生が契約日基準の場合、どうしても日割り分の家賃が発生してしまうので、契約のタイミングを計らなければ家賃の無駄が出てしまいます。
4月はじめに引っ越し、3月に契約というスケジュールの場合、2月中に退去を申し出て3月分の家賃は支払って、3月に入ってから物件探し、審査・契約となります。
もし『レントフリー』がついている物件なら、予約のような感覚で3月に契約し、家賃発生は4月分からということが可能です。
日割り家賃を考えずに契約を先に結べるので、引っ越し先を早めに確保できる安心感がありますし、家賃のカブりもなく、無駄がなくなります。
無駄なく、自由なタイミングで引っ越しするなら、『レントフリー物件』をチェックすると良いでしょう。
■『レントフリー』のメリット
レントフリーは家賃無料の期間があると言うことですが、大家さん的には大丈夫なのでしょうか?
入居者、大家さんの双方の立場から見てみると…
『入居者』
早めに契約を決めたいけれど、引っ越し前の家賃が発生するのはもったいないなあ。
『大家さん』
早めに契約を決めたい。日割り分サービスしてすぐに入居者が決めてくれるなら良いなあ。
こうした思いが一致して、『レントフリー』が増えているようです。
初期費用をできるだけ抑えたい、家賃の二重払いをせず新しい部屋を決めたいと思うなら、『レントフリー』物件をあたってみると良いですね。