引越しの入居日の決め方
- 2017/11/1
- 引っ越し
賃貸契約では、入居日から日割りで家賃発生という場合も多いものです。現在も賃貸なら、退去日との兼ね合いもあります。引越し時期は出費が多くなりますから、できるだけ費用をおさえられるポイントを知っておきたいですね。
■入居日を決めるためのポイント
① 前の賃貸と二重家賃が発生しないようにする。
② 引越し業者の予約が取れるか。(3月下旬~4月上旬の土日は混んでいる)
③ 仕事のスケジュールにあわせる。
賃貸退去日は、1ヶ月前までに申し出て、翌月月末が契約解除日という場合が多いですが、中には、日割り計算してくれるところもあります。
・月末解約なら、新契約の入居日を月初めからにする。
・日割り計算可能なら、退去日からスムーズに切り替えできる日程で交渉する。
ただし、転勤・就職・卒業・入学などが重なる3月下旬~4月上旬は、引越し業者の予約がとりにくい状況となっています。
もし、仕事などのスケジュールが、この時期を外して調整できるなら、引越し料金が安くなります。
入居・退去のタイミングを考える時に、3つのポイントをチェックしてみましょう。
うまく調整できれば費用を抑えることができます。
■『レントフリー』の物件なら調整がラク
最近、入居募集の広告で『レントフリー』の文字を見かけませんか?
先程、紹介したように、契約日や入居日が決定すると、その日付から家賃が発生するのが一般的で、契約の時に、前家賃として日割り分も支払います。
『レントフリー』では、この前家賃分が無料サービスになります。
退去日が3月末で、本当は4月1日入居にしたいけれど、契約日や入居日が3月20日なら、日割り家賃が発生します。
また、退去日までを日割り精算してもらえる場合は、ちょうど切り替わるタイミングで調整したいものですが、正直面倒です。
『レントフリー』がついていれば、あらかじめ日程に余裕を持って契約しやすくなり、自分の都合に合わせやすくなります。
■『フリーレント』は本当に得なの?
日割り前家賃だけでなく、1~2ヶ月分の家賃が無料になるフリーレントもあります。
家賃発生のタイミングにしばられず、都合に合わせやすく、無料期間がついているので、お得感も大きいですね。
大家さん側の事情からお話すると、『無料』のインパクトで入居希望者を集めたいということと、家賃そのものの値下げをせずにお得感を出せる手法として魅力があります。
更新時期まで、退去の心配なく家賃を値下げせず借りてもらえるなら、メリットがあると踏んで、『レントフリー』をつけるケースも多いですね。
契約期間前の退去に違約金がかかる場合は注意が必要ですが、一定期間をクリアすれば、何かと出費がかさむ引越し時の家賃が無料になり、本当に助かります。
二重家賃で入居日を迷っている場合には、『フリーレント』も検討してみましょう。