エアコンクリーニングは敷金から捻出できるか?
- 2018/10/29
- 敷金・礼金
あなたが入居してから数年間住み続けてきた部屋も、新たなアパートの一室へ引っ越す事になりました。退去時には大家さんから敷金を受け取りますが、エアコンクリーニングも含まれるかの問題に直面する事になりますが、果たして敷金から捻出する必要があるのでしょうか?
■入居者が払うべきなのか?
あなたが大家さんに支払う敷金は、退去するまでの間の預かり金となっており、普段通りに部屋を使えば退去するときに敷金が戻ってきます。しかし、以下の条件によって支払い義務が生じます。
・しみやたばこの焦げた後
・ひっかき傷(ペットを飼っている人は要注意)
・家具などで引きずった傷跡がある
これらの場合は、退去時には修理費用として敷金から引かれます。その他、エアコンや部屋を入居する前の状態に復元することをハウスクリーニングといいますが、業者に払う費用も敷金から引き落とさなければなりません。
■契約書の内容による
実は、契約書の内容が大きくかかわる問題となってきます。賃貸契約を結ぶ際に記された内容によっては、退去時の敷金の処遇が左右され、書面にクリーニングの支払いの事について書かれているか否かによりますし、エアコンもクリーニングに入るからです。
敷金を支払うタイミングは、契約の際大家さんとの書類に合意した後に払います。その際、大家さんとの契約書類の内容にエアコンクリーニング費用の記入の有無により、退出の際に負担の可否を見極めることが出来ます。
契約書の内容が大きくかかわるのは、賃貸契約を結ぶ際に記された内容により敷金を払うか否かを明確化する事により、契約の際に敷金の支払いの判断をする事が出来ます。
■注意しておきたい点
普段通りに使う事やエアコンそのものが老朽化して買い換えの必要があると判断した場合は、大家さん負担になります。しかし、タバコを吸う方はそのヤニでエアコンを汚してしまった場合は、除去の為に入居者が負担します。
エアコンの掃除だけでも、自分たちでやるとした場合は構造上難しいところがありますので、フィルターの掃除は大家さんや入居者ができても、肝心の中身は精密機器ですから、メンテナンスは外部業者に委託する事になります。
入居している間に、外部の業者にクリーニングやエアコンのガス補充を依頼するのも一つの手ですが、それ以外に私たちが普段からできる事の一つとして、フィルターの掃除を心掛けておく事によって、爽やかな風を送ることが出来ます。普段からのメンテナンスは、ハウスクリーニングによる大きな負担を避けることにもつながります。
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