納める敷金は必ず返ってくるのか?
- 2019/2/25
- 敷金・礼金
新生活を迎える3月~4月になると、マンションやアパートを借りる方も多いのではないでしょうか?また、部屋を借りる時、敷金や礼金などの費用を必要とする場合があります。
いざ、次の引っ越しとなると納めてある敷金などは、必ず自分の手元に戻ってくるのでしょうか?
■敷金とは?
敷金とは、賃貸物件である部屋を借りる時などに発生する初期費用のことをいいます。部屋を借りている方が、万一、破損させたり汚してしまった場合の修理費用として、あてるための契約者が前もって預けるお金のことです。
■敷金はいつ払い返ってくるのか?
自分が希望する物件が見つかると、物件を管理している大家さん若しくは不動産会社に申し込みをします。そして、申込金として納めたお金は正式に入居が決定すればその一部が充当され、キャンセルをすると戻ってきます。
申し込みが完了すると、いよいよ入居調査がはじまります。調査は不動産会社などにもよりますが、数日~10日程度の時間がかかる場合があります。調査をして何も問題が発生しなければ、部屋を借りるための契約を結ぶことができます。よって、敷金が必要になるのは不動産会社や大家さんと契約を交わした時になります。
■敷金に関するトラブルが発生する原因
部屋を借りた時に納めた敷金は、部屋を退去する時に室内における破損部分の修理や家賃の滞納があった時に、敷金から差し引かれるわけですが、原則として部屋を借りている契約者の方が部屋の原状回復をして、明け渡すという義務になっています。
しかし、この時「どこまで原状回復をするのか?」というところで、大家さんや不動産会社の方とトラブルになることが非常に多いことから、トラブルの原因にならないためにも、契約の時などに両者立ち合いの下、確認しておくことが大切です。
■原状回復はどこまでやればいいのか?
では、部屋を退去する時の原状回復はどこまでやればいいのでしょうか?
「原状回復」と聞くと、元にあった状態に戻すという意味になりますがここで言うのは、借主による故意や過失などで損害を与えた場合には、部屋を契約している方が責任を負わなければなりませんが、普段、普通に使っていて動かなくなってしまった。使えなくなってしまった。という場合には、入居者自身が責任を負う必要はありません。
■敷金で損しないための注意点
誰でも、部屋を借りて退去する時には、敷金が多く返って来て欲しいものです。敷金がなるべく多く返ってくるようにするためには、契約する時の注意点にあります。実際に、部屋を借りた時の敷金について、どういった内容で契約を交わしているのか、部屋を借りる方自身に対して、不利な内容や条件になっていないかなど確認をする必要があります。
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