一人暮らしの初期費用は平均どれくらい?
- 2017/9/8
- 敷金・礼金
進学や就職ではじめての一人暮らしという場合、部屋を借りる時の費用、引っ越しの費用、身の回りの必要なものをそろえる費用など、かなり掛かりそうですね。みなさんどれくらいの予算で一人暮らしをスタートさせているのでしょう?
■どんな費用を予定しておけばいいの?
『不動産屋の初期費用』
家賃の5~6倍の初期費用がかかると言われて来ましたが、最近は、敷金礼金なしの契約や、前家賃分がレントフリーといったものもあり、安くすることが可能になってきました。
7万円の家賃の物件の場合、40万円くらいかかるところを、15万円くらいか、それ以下で契約できるイメージです。
『引越し費用』
一人暮らしの引っ越しなら、単身パックがちょうど良さそうです。
繁忙期でなければ4~5万円、繁忙期の場合には8万円程度まで価格上昇することがあります。
どうしても引越し代を削りたいなら、家具や大型の荷物は、直接、新居へ配送されるようにして購入し、宅配やマイカーで身の回りの品を運ぶというアイディアもあります。
『新居で必要になるもの』
カーテンやカーペット、収納用品、キッチン用品、食器などが最低限の必需品でしょう。
電子レンジと、電気ポットは1人暮らしに役立つアイテムです。
自炊するか、洗濯はコインランドリーにするかなど、生活スタイルによって変わってきます。
5万円でなんとかするという人もいれば、新生活セット+収納+キッチン用品といった具合にフル装備なら20万円~30万円かかるでしょう。
■初期費用を安くする方法
先程あげた費用の、「お金がかかる方」の額を合計すると、不動産屋との契約初期費用40万円、引越し費用8万円、生活用品30万円で78万円になります。
けっこう、まとまった額が必要ですね。
新生活が始まったら、定期券や、当面の生活費が必要ですし、少しでも安くなれば助かります。
では、一人暮らしの初期費用を安くする方法をまとめてみましょう。
① 敷金礼金なし、レントフリーなどを利用する。
② 引っ越し業者の紹介割引を利用する。
③ 家具付き物件、コインランドリーの近くを選ぶなど買い物が少なくて済むようにする。
大手フランチャイズの不動産業者では、①~③のような、初期費用を安くできるサービスを行っているところがあります。
インターネット回線の割引紹介など、新生活に必要なサービスをお得に利用できたり、家電が安く買えたりする特典をつけていることもあります。
キャンペーンを行っていないかチェックして、お得な特典をフルに使えば、かなりの節約になりますね。