引越しの際の印鑑登録と印鑑証明の重要性
- 2018/3/14
- 引っ越し

そもそも印鑑登録・印鑑証明って何?
印鑑登録というのは、自分だけの印鑑を登録することで、印鑑証明とは、印鑑登録で登録された印鑑が本物ですよと証明するものです。印鑑証明書というのもあり、印鑑証明を書面にしたものです。
印鑑証明書は、主に不動産・マンションなどの売買、自動車の売買、公正証書を作成するときに用いる大変貴重な証明書になります。登録印鑑が地方公共団体に登録されているという事を証明するための物でもあります。私たちがこの印鑑証明書を用意するときというのは、車の購入時が多いのではないでしょうか。
この印鑑証明書は本人が登録した印鑑であるという事を、地方公共団体により証明されていて、いわば信頼できる第3者が印鑑の正当性を保証しているという事になります。
印鑑登録を行う際は、登録する印鑑がディスカウントショップに売っている三分判や100円ショップにあるシャチハタなどだと役所が認めてくれない場合がほとんどなので、専門のはんこ屋さんなどで購入しましょう。最近ではインターネットで買う事も出来るようになっているようなので、そちらでもいいと思います。実印という言葉がありますが、印鑑登録された印鑑の事を実印といいます。
商取引の世界では当たり前
私たちが普段生活しているとなかなか印鑑証明や印鑑証明書の必要性は感じません。しかし、商取引の現場などでは、頻繁に印鑑証明書を提出します。企業や個人の取引、売買契約において印鑑証明書は、頻繁に利用されております。
ゆえに印鑑登録を行うという事は非常に重要な事ともいえるのです。現在でも一流の上場企業間の取引においても印鑑証明が利用されているというのは、取引が信用から成り立っており、印鑑証明をすることでコストをかけずお互いに信用を確認しているという事なのです。
引越しの際の印鑑登録
今まで住んでいた場所での印鑑登録はm転出届を出すことで抹消することが出来ます。発行時に役所などから受け取った印鑑登録証は持って行って返却しましょう。新たに引っ越し先で印鑑登録を行う場合は、印鑑登録を行う印鑑と顔写真付きの身分証明書が必要になります。申請書に必要事項を記入し、押印を行えば申請は完了です。
本人が手続きに行けない場合は、代理人や自治体が指定する保証人が申請することもできるようですが、大事な手続きですので自身で行うようにしましょう。多少手続きが異なる場合もありますので、事前に問い合わせなどを行ってください。