失敗しない部屋選びの条件とは?
- 2017/8/20
- 借りたい方
賃貸のお部屋選びではどんなところに注意したらよいのでしょう?日当たりや立地条件も大事ですが、最終的には、条件に納得できるかが満足度を大きくしているようです。失敗しない部屋選びと、残念な部屋選びについて比べてみましょう。
■優先順位が付けられず予算オーバー
駅から近くて便利が良い方がいいけれど、日当たりや住み心地にもこだわりたい…。
しかし、人気の条件が、そろえばそろうほど相場家賃は高くなってしまいます。
予算を6万円~7万円と設定した場合、8万円の物件にランクアップしても良いものかとても悩むでしょう。
1万円程度の差なら、飲みに行くのを1回我慢すれば済みそうですし、毎日のことですから、後悔したくないと思うのもやまやまです。
でも、しっかり優先順位が決まっていれば、多少の条件の差で予算をオーバーしても良しとするか的確な判断ができるでしょう。
いくら気に入ったお部屋でも、生活に余裕がなく、カツカツになってしまったのでは後悔してしまうでしょう。
■沿線を決めつけて選択肢が狭まった
通勤通学などよく行く場所へのアクセスは重要です。
ただ、1~3駅程度なら遠くなっても快速が止まることでほとんど変わらないか、便利が良くなるケースがあります。
二子玉川は便利が良く人気の駅なだけあって、駅から近い場合は相場が高めです。
しかし、多摩川を超えると相場が下がるので、同じ予算で便利で条件の良い部屋を借りられる可能性があります。
物件を選ぶときに、駅からの近さ、広さ、木造or RCといった条件を見ていきますが、エリアについては、いくらか範囲を広く限定しすぎずに選んだ方が良いでしょう。
都心から少し離れるか、住所が神奈川県エリアに入ることで、住環境のグレードを下げずに、予算内で納められるケースがあります。
お財布が苦しい思いをするくらいなら、候補エリアを広げて住環境のグレードで妥協しないという選び方もあります。
■初期費用の項目・契約内容もチェック
初期費用をできるだけ削りたいと考えているなら、敷金礼金なしの契約を探すのも良いでしょう。
敷金は、もともと大家さんに何かあった時のために預けるお金で、問題がなければ退去の時に返ってくるものです。
もし、自分の責任で破損してしまった場合には修繕費用を持つのは仕方ないことですし、退去までにお金がたまれば心配することはありません。
また、前家賃の扱いがレントフリーとなっているケースでは、さらに初期契約時に支払う額を抑えることができます。
入居後の条件だけでなく、契約時の費用や、契約内容もしっかりチェックしてお部屋選びをしましょう。