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賃貸管理の相談について
- 2017/8/19
- 貸したい方(オーナーさん向け)
大家さんが部屋の管理をしているケースもありますが、多くは、管理会社に任せることが多くなっています。入居者が何か相談事をする場合には、大家さんではなく管理会社を通じて行うので、管理会社がしっかりしているかで信頼度が変わってきますね。
■管理会社が管理を行うメリット
入居者の立場では…
・ルールを守って快適に暮らしたい
・不具合が出たらすぐに対処してほしい
大家さんの立場では…
・空室期間を作らないスムーズな入れ替え
・的確なアドバイスで物件の価値を維持する
ここで注目したいのは、トラブルの当事者同士がもめると、居心地が悪くなり、退去につながってしまうということです。
第三者である管理会社をはさむことで、本来大家が負うべきでない責任については、契約を根拠に退けることができます。
入居者側からも、契約を根拠に要求できる権利については、大家側に要求することができます。
ことを荒立てずに収めるには、契約を根拠にして、それぞれが納得することが必要です。
管理会社は、トラブル対処にも慣れていますし、契約に基づいた解決策の落としどころを心得ています。
経験豊富で、入居者にも大家さんにも不利益を感じさせない解決をしてくれる管理会社が理想ですね。
■がっかりな管理業者も存在する
以前は、管理も含めての大家業でしたが、最近は管理を業者に任せることが多くなってきました。
しかし、トラブルになった事例を調べてみるとこんなケースがあります。
・共有部分の蛍光管が切れているのに放置された。
・ごみ置き場が不潔なのに手を打たない。
・屋上に不要な家財道具が投棄されている。
・必要なメンテナンスが行われず、配管トラブルが起こる。
・住民間トラブル解決に張り紙しかしない。
管理らしい管理もせずに料金を取っているのだとしたら、入居者も、大家さんもたまりませんね。
「管理会社にお願いしています」…ここに期待するのは、入居者も大家さんも納得できる結果を出すことです。
■信頼できる管理が期待できる条件は?
すべては契約の内容によってサポートされる範囲が決まってきます。
入居者との契約をサポートする仲介業務と、建物の管理を行うメンテナンスがトータルに行われていると、それぞれの認識にズレが少なく、不満が出にくい管理が可能です。
同じ業者が一手に引き受けていれば、入居者のニーズに気づくことができますし、修繕のポイントを的確に指摘することができます。
また、日々のクレーム対応から対処すべき点が見えてくる場合も多いのです。
『入居者を募集している業者が、管理までトータルに行っていること』は、入居者にとっても大家さんにとっても信頼できる条件になっています。