部屋探しで実は大事なポイント、部屋の築年数
- 2019/2/17
- 引っ越し
物件を探すときの目安としては、交通至便のほか、お買い物で利用する商業施設や、病気になったときに備えての医療機関、それに学校や勤務先へのアクセスが便利なところを挙げることでしょう。しかし、これら以外にも注目すべき点があります。それが、今回お話しする築年数です。
■意外性
部屋探しのポイントとして、どうして築年数がかかわってくるのでしょうか?
皆さんは物件をリサーチするとき、築年数まで見ることはありますか?それと関連するのは、意外にも家賃となるわけです。
築年数が浅いほど家賃が高くなり、逆にそれが長いほど家賃が安くなるという図式は、ごく自然に成立していくわけです。なので、物件探しをする際には家賃が安い=築年数が古い場合がある、ということを念頭においていただくと、初期費用の試算をする際わかりやすくなります。
■侮いることなかれ!
築年数が長い建物は老朽化が進んでいます。物件探しをする方々にとって、築年数の古い物件は最後の選択肢になるかもしれません。
一昔前の設備は今の設備と比べると、約10年の差がついてしまいますので当時は最新鋭であっても、今では古い部類に入ってしまいます。このままだと入居される方々は敬遠していきますよね。
■内見も大事!
部屋探しをする際には内見も大事だというのは、前の記事で書いております。ここでは簡単に触れる程度にとどめておきます。
①築15年程度の物件
建物の劣化は徐々に始まり、内部設備は一昔前のものとなり、現在のものと比べ差が付き始めます。故意故障以外は大家さんもしくは管理会社に申し出ると、入居される方が負担することなく対応してくれる場合があります。
②築25年程度の物件
ここまで来ると老朽化がさらに進んでいくことになり、設備のあちらこちらで不具合が生まれてきます。そういうところは写真撮影をするなり、メモを取るなりとチェックを入れて、後日管理会社や大家さんに申し出ましょう。退去時における請求額を回避できる証拠としての記録も、常にしておくとよいでしょう。
③25年以上経過した物件
この場合、内見だけでなく外観もチェック対象ということになります。入居したらあちこちで不具合が発生し、最悪の場合は故障になる恐れがあります。
古さと家賃は関連がありますので、どのくらいの物件、家賃なら大丈夫なのか、内見でいろいろ見て検討してみてはどうでしょうか?
■リノベーション物件
リノベーション物件は、建物はそのままでも内装は現在の水準に満たした設備を施すことによって、快適に過ごせる住宅環境ができるのです。これこそリノベーションであり、古い建物の価値を高めていく手段です。外観が古くても内装は新型という物件は、家賃については安くなることもあります。
■まとめ
部屋探しをする際、利便性に目がいきがちです。実は、築年数と家賃の関係も重要となります。安い物件を探して初期費用を抑えたい気持ちは分かりますが、築年数が高ければ高いほど古いというのではなく、リノベーションを施した物件も中には存在する、ということも覚えていただければ、選択肢の一つになり得るかもしれません。
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