日当たりのいい部屋探し
- 2019/3/22
- 引っ越し
別れと出会いの季節、新しい環境に身を置く多くの人の中には、部屋探しをされている方もいるでしょう。皆さんは部屋探しにこだわりなどありますか?
いろいろな条件の中から、日当たりのいい部屋を条件に探している人は少なからずいると思います。
今回は、日当たりのいい部屋探しに着目してみていきます。
■日本人と日当たり
日本人は比較的南向きを好みます。そのため価格が高めに設定されています。それではなぜ好む傾向があるのでしょうか?それは、日本列島の大部分が湿地気候によるところが大きいです。
日本は四季ごとに気温・降水量が大きく異なります。特に夏場は高温多湿です。そのため、昔からカビの発生が懸念されています。こうして、日本は特有の風土に応じて、日当たりの良さや風通しなどを、気にするようになりました。
■近年ではどうだろうか?
人口が増加する都市部において、土地の形状から一戸建てもマンションなども、建てることが難しくなっています。そのため、密集した場所において建物や部屋などの日当たりは重要な要素となっています。
例えば、同じマンションで同じフロアに、東西南北に同一の間取りの部屋が存在する場合。
北向きを基準にすると北<西<東<南という順番に高くなっていきます。つまり、どこから日が当るかは不動産評価に影響を与えるひとつといえます。
■本当に南向きが良いのか?
確かに南の向きは日が当たる場所として、適しています。ですが、その他の方角にも特徴はあります。環境や住む人の条件によっては、それ以外の方角が適している場合もあります。では、どの位置の住まいが自分や家族に合っているのかみていきましょう。
◎南の方角
・季節問わず日中明るいが、価格は比較的高めに設定されていることがあります。
・冬の日中は長い時間、日差しが入ります。
・真夏はほぼ直下で当たるので、部屋の中に入る日差しの時間が短いです。
◎東の方角
・午前中によく日があたるので、その時間帯に洗濯物が乾きやすいです。
◎西の方角
・午後になると日の当たりがよくなります。
・西に窓がある場合、夕日が見えることが多いです。
◎北の方角
・日当たりが悪いが、価格が安めなところがあります。
・日光が当たらないため、床や家具などが日焼けしづらいです。
・夏は温度が下がりにくいことがあります。
■日当たりが良い場所を確保するためのポイント
では実際に、日当たりの良い物件はどのようなところに気を付けて、探すといいのでしょうか。
◎間取りをチェックしよう
リビングやベランダの日当たりだけをチェックするのではなく、その他に朝と夕方でどの部屋にどの程度、日が差し込むのか?などを契約前にチェックしましょう。
◎住まい周辺をよく見よう
気に入った物件があったなら、その建物周辺の状況、特に南側の建物の有無や密接していないかなどを調べましょう。隣の建物が近すぎると、日の当たりに影響が出ることがあります。
■まとめ
今回は、各方角から特徴をみていきました。なにも南向きの部屋だけが良いのではなく、それ以外の方角にもメリットがあります。建物周辺の情報なども調べて、自分に合った部屋を見つけてください。
川崎エリアのお部屋探しは、地域に特化した桜華ハウジングにお問い合わせください。
http://www.ouka-housing.co.jp