部屋選びの時期はいつが良い?
- 2017/6/13
- 引っ越し
転勤、入学が重なる3月~4月は、物件選びも引っ越しも混雑して大変ですね。転勤、入学と関係なく引越しの準備ができるなら、業界の年間の流れを知って、空いている時期、物件が豊富にある時期を選ぶと良いでしょう。
■季節による物件の流れと引越し費用
春には人の流れが大きく、いったん5月には落ち着きます。
混む時期を避けて、ゴールデン・ウィークにすると、引越し費用を抑えることができます。
春の異動をきっかけに引越しを考えるなら悪くない方法です。
連休以降は、ジューンブライドでカップル向けの物件が出回り、動きが出ますが、6月に入ると梅雨の影響で気候が良くないことが多く、引越ししにくいかもしれません。
夏場は、シーズンオフのイメージですが、掘り出し物が出てくる可能性がありますから、「良いところがあったら移りたい…。」という場合には、不動産屋にいって情報を集めておくと良いでしょう。
秋になると、本格的に新築完成の物件が出回ってきます。
転勤で引越しをする人もいますが、春ほどの混雑にはなりませんから、11月頃になるとゆっくり選ぶことができますし、交渉もしやすくなります。
年末までの間は、比較的部屋選びと引越しの費用が抑えやすい時期と言えるでしょう。
年があけると、進学が早く決まっている学生が動き出し、3月に向けて動きが活発になっていきます。
■入居日・契約の仕方のポイント
部屋選びをして契約をする場合、入居日が選べる場合には翌月はじめから家賃発生と言うかたちが取れますが、契約してすぐに日割り家賃が発生するケースもあります。
すぐに家賃が発生してしまう場合には、今住んでいる部屋と家賃を二重払いすることになり注意が必要です。
条件が良く、とても気に入って、家賃の二重払いが発生しても仕方ないと納得している場合は別として、こうしたロスを避けるには、逆算して上手く調整するか、入居日が選べる物件を選ぶのがポイントです。
■フリーレントつきならムダがない
“フリーレント”の表示がある物件なら、はじめの1~2ヶ月無料期間がついています。
「引越しまでの間、物件を抑えるために日割り家賃を払う」といったことがないので、気に入った物件に出会ったら、すぐ申し込んで話を進めても、二重家賃になることがないので安心です。
また、前家賃は契約時に納めることが一般的ですから、フリーレントの場合、契約時の支払い負担が減り、お金のやりくりがしやすくなるのも助かります。
4月中旬、10月下旬から11月の“フリーレント物件”を狙うと、お得感のある部屋選びと引越しがしやすいのではないでしょうか。