部屋探し!築年数の見極めポイント
- 2018/7/3
- 借りたい方
新しく部屋探しをしているときに、ポイントとなるのは人それぞれあると思いますが、主に最寄り駅まで距離や間取り、そして家賃ではないでしょうか。このように、自分の生活スタイルに合っている賃貸物件を探すことが大切なのですが、実は部屋探しをしている際に、もう一つ重要なポイントがあります。結論からいうと、それは「築年数」なのですが、では具体的にどこを見て判断していけばいいのか、どこに着目していけばいいのか、築年数のポイントを一緒に見ていきましょう。
■築年数と家賃の関係
部屋探しを検討しているときに、賃貸物件の「築年数」がどうして重要となるか分かりますか? 知っている方も多くいると思いますが、それは家賃の金額が築年数と大きく関わっているからなのです。築年数は古ければ古いほど、家賃の金額が安くなっていくという特徴がありますので、家賃が高い安いだけで判断するのではなく、築年数と比較しながら部屋探しをする必要があるのです。
なぜかというと、例えばAマンションが家賃6万円で、Bマンションが家賃7万円だとすると、家賃の安い6万円の物件を選びたくなりますが、仮にAマンション(家賃6万円)が築35年と記載されていたらどうでしょうか? そして、Bマンション(家賃7万円)が築7年であったとしたら、できるだけ新しい賃貸物件を借りたいと思いませんか。賃貸物件を借りる際には、このような心理が働きますので家賃の金額だけではなく「築年数」も比較する必要があるということです。
■築年数のチェックポイントとは
では、なぜ築年数と反比例して家賃の金額が値下がりするのでしょう? それは年数が経つにつれ建物(設備)が劣化していくからなので、築年数の賃貸物件を選ぶ際には劣化しやすいポイントを下記のようにチェックすることが大切です。
①建物の外観と出入口をチェック
建物の外観というのは、築10年を目安として劣化していくといわれていますので、外壁のタイルの剥がれ等ないかが確認するポイントになります。また、建物のフェイスというべき出入口は、劣化の影響を受けていると第一印象がどうしても悪いイメージになります。築年数に見合っている家賃であれば気にすることはないかと思いますが、掃除が行き届いていなかったり、チラシが散らばっているような場合には、管理する側(大家さんや管理会社)がいい加減である可能性がありますので、注意が必要です。
②床のきしみや、水回りをチェック
建物の外観や出入口のチェックを終えたら、今度は室内に入り部屋を歩いてきしむ部分がないか一通り確認しましょう。この床のきしみも築10年を経過すると、どうしても出てくる可能性があるので、下の階の人への騒音問題を未然に防ぐためにもチェックし、確認することがいいのではないでしょうか。また、清潔感を優先した場合、最もチェックした方がいいのが水回りで仮にハウスクリーニングをしていたとしても、劣化というのは出てくるものなので注意して確認することをオススメします。まず、水回りの確認する1点目は蛇口で、古くなってくると水道管内部が錆び付き赤茶の水が出てくることがあるのですが、このような部屋は避けた方がいいでしょう。そして、隙間などを埋める目的でキッチンやお風呂場には、ゴムパッキンがついているのですが、清掃がキチンとされていないとカビが生えていることがあります。入居後に気づいても、なかなか根が深いカビを除去することは困難であるため、細かいところが気になる人は必ず確認しておきましょう。
このように、部屋探しをする上で築年数の劣化というのは重要なポイントになります。しかし、築年数が古くてもキチンと管理されている物件であるならば、他の物件と比べて家賃が安く済みますのでお得といえるのではないでしょうか。また、賃貸物件をキチンと管理しているかどうかは、建物や周辺の清掃が行き届いているかをチェックするといいでしょう。
■トータルポイントで見極める
いかがでしたでしょうか?このように、部屋探しの時に1つの物差しとなるのが築年数となります。築年数で部屋探しをする際には、新しいだけ古いだけで判断することは一概にはできず、金銭的にも一長一短あるのですが「築年数のポイントと管理状態」をトータルに計ることで、部屋探しをスムーズに進めることができるといえるのではないでしょうか。
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